岩木山神社から津軽岩木スカイラインを使って、岩木山8合目へ向かいました。
途中、道路脇には農園が多く、売店や露店で、今が旬を迎えたとうもろこし「嶽きみ」や、メロンや西瓜が販売されていました。
嶽きみ、気になるわ〜と言いつつ山を登って行きます。
ちなみに8合目へと通じる山道は69のカーブ。道の端にカーブの番号も振られているので、「いま25カーブか。まだまだやな」と思いながら、ぐるぐるハンドルを切りました。
途中から濃霧と小雨に包まれ、8合目の駐車場に到着。ガッッツリ霧です。
ここからリフトに乗って9合目へ上がる事が出来ます。晴れてたら乗りたかったなー。
9合目から山頂まではトレッキングで40〜50分くらいかかるとのこと。山頂付近には、先程お参りした岩木山神社の奥宮がお祀りされています。
岩木山は火山なんですね。
日本百名山に選定されており、元山男の義父からは「青森に行くならお岩木山に行くといい」と言われていました。
なんか伊吹山と似てるねと主人と話していました。
あの時も一面の濃霧で、神秘的な雰囲気でした。
おお、また蜻蛉が映り込んでいる。残暑厳しいといえど秋の気配なのかな。
山頂方面。
山頂からは八甲田山や津軽半島、鯵ヶ沢や、遠く北海道まで見渡せるのだとか。
再び69のカーブをぐるんぐるんと下り、農園ロードに戻りました。
途中、嶽きみを食べてみることに。とうもろこし園の売店へ。
生の嶽きみはもちろん、すぐ食べる事が出来るものもあったので、焼き嶽きみを購入。
タレの焦げ目が香ばしく、そして甘くてジューシー。
今まで食べたとうもろこしの中で一番美味しかったかも。旅行最終日だったら、生のものを買って帰るのですが…。
岩木山麓の嶽高原で栽培、収穫されるとうもろこしだけを、嶽きみと呼ぶのだとか。
昼夜の寒暖差の激しい環境で育てることで、糖度18〜20度というメロンよりも甘いとうもろこしが作られます。
我々の他にも、嶽きみを求めてやって来た車が次々と停車し、けっこう大量に買って行きました。
ここ以外にもたくさんお店があり、どこも賑わっていました。私も弘前市民だったら、シーズンには確実に買いに走りますね。
鶴の舞橋から岩木山あたりのエリアにはリンゴ園が沢山あって、特に柵などが設けられているわけでもなく、普通にリンゴの木が一面に広がっていて、収穫を待つ各種リンゴを眺めながらドライブする事が出来ました。
嶽きみの美味しさに感動しつつ、市街地へ向かう道すがら、先程登った岩木山が見えました。
あの雲の中にいたんだな。
岩木山は、この旅行中に色々な所から、その姿を見る事が出来ました。
