本日は、仕事帰りに祇園でお稽古。
お彼岸お参りデー
こちらは隣接の文化会館。
昔、主人ネコ男氏と、稲川淳二さんの怪談ナイトを見に来た事があります。稲川さんが出てきた途端、ファンの方々の「じゅんちゃーん!」コールがすごくて、とてもファンに愛されるお人柄なんだな、としみじみ。
道を挟んだ所にある「パティスリー・クルクリュ」。たまに入らせてもらっています。
手作りのギモーヴ。ブルーベリー、いちご、パッションフルーツ。個人的にはパッションフルーツが一番好きな味でした。
本日日曜日は、朝からお彼岸のお墓まいり。4箇所回ります。
最初に、大原野にある私の実家のお墓にお参りし、高速道路に乗り、一路、滋賀県の大津へ。義実家の親族のお墓が大津に2箇所あるのでした。
雨降りのせいか特に渋滞なく、圓満院門跡に到着。三井寺のお隣にあります。
三井三門跡の一つで、村上天皇の皇子悟円親王により創立された天台宗の寺院だそうです。
宸殿。大玄関。白砂の前には青竹の結界があり、天皇陛下が行幸された時のみ、結界が開けられるそうです。
天智天皇、天武天皇、持統天皇が産湯を使ったとされる三井の湧き水。
自由に汲ませてもらうことができます。
常盤新殿の受付あたり。大津絵が販売されてました。
そして、大津市内と京都市内のお墓にお参りし、本日の任務?は終了。
桂駅前にある讃岐うどんのお店「つるめん」にてお昼ごはん。鶏天おろしうどんの卵かけごはんセット。
うどんは、ツルツルシコシコ、出汁も抜群。
いつ来ても美味です!
伏見稲荷大社 下山編
ここからは下山です。
私が来た方とは別の、左ルートで上がって来られる人が多かったです。
登って来られる方とすれ違うのですが、写真の石段の下の踊り場で、遥か上に続く石段を「こんなに…登るの?」といった雰囲気で見上げている欧米男性の表情が印象的でした。
長者社神蹟、御劔社(みつるぎしゃ)。
謡曲「小鍛冶」で名刀「小狐丸」を鍛え上げた
井戸があります。
手水が刀。初めて見ました!
稲荷山には、本当にたくさんのお社がありますね。
薬力大神。
文字通り、薬効、健康にご利益あり。
薬力さん前。お茶屋さんがあります。
健康たまご。ご神水で茹でたそうな。
こういう雰囲気。なんだか不思議な懐かしいような。
左手が御膳谷奉拝所。
改めて、千本鳥居の数に圧倒されます。
ここが、何てところだったか失念しましたが…とにかく、お塚がたくさんあって、このずーっと奥まで所狭しと並んでいます。
ここで、5、6人の欧米の方が、熱心に何かに顔を近づけていたので、何やろ?と思って見てみると、彼らは小さなルーペを手に、お塚に生えた苔を観察していました。すごく熱心に一生懸命見ていたので、なんか可愛いかったです。
眼力大神。眼病平癒や、先見の明を授けて下さるご利益があります。
そして、この、躍動感溢れる狐の手水!
写真で見ると狐の顔が怖く見えるのですが、実物は「キレーイ!カッコいい」と思いました。稲荷山からすごい勢いで駆けて来ましたよ!という姿を現しているのだそうです。
さぁ。四ツ辻に戻ってきました。
時刻は正午前。どんどん人が登って来ています。
三ツ辻を、来た道とは別のルートで下山。途中、ひなたぼっこ中の猫と遭遇。
ひたすら、ずーーーっとお塚やお社が続きます。最初の頃、熊鷹社越えたところのお塚を見てびっくりしていた自分が、かわいく思える程、慣れてきました。
ここ、思わず足を止めてしまいました。毎日稲荷大神。毎日新聞社の奉納幕がありますね。
その隣には、同じく毎日新聞社の奉納幕がある廣告稲荷大神。新聞と広告かぁ。
むむ!ここは行かねばならん。
足腰守護の腰神不動神社。
元あったお社が老朽化のため、新しく建てられたそうです。明竹稲荷さんも合祀されています。社務所もあり、御朱印がいただけます。
腰が痛くなりませんように。
こちらも躍動感ある狛狐。
そして、売店エリアに、猫!
と写真を撮っていると、目の前にモフモフが出現。
可愛い子で、人馴れしていました。指をクンクンしてから、身体をすりすり。
背中の黒い毛が、またかわいい。
みんなひなたでゴロゴロしてました。
さて、随分下ってきました。
民家やお店の中を歩き、本殿エリアへ戻っていきます。あちこちに、稲荷のお社をはじめとして、様々なお社やお寺もあり、何とも不思議な街の光景。
戻ってきました。正午頃、なかなかの盛況ぶり。
最後に本殿にお参りして帰ろうと向かったところ、本殿内でご祈祷が始まってました。おお、巫女舞で始まり、ご祈祷まで拝見出来るとは。 大きな神社なので、お願いする方がたくさんいらっしゃるんですね。
お時間があれば、稲荷山登頂は、是非おススメしたいです。
境内の参集殿という建物では、食事を摂る事が出来ます。食券制。
この懐かしい感じ、すごくいい!食堂、て言うのがいいですね。入りたかったけれど、私はまた今度。
ちなみに、朝9時前に来たので、参道横の楼門に一番近い駐車場に停める事が出来ました。無料です。早めに来る方がいいですね。
御朱印は4つ。お受けしました。
本殿エリアで伏見稲荷大社。
山城国稲荷山、伏見稲荷大社奥社、明竹稲荷宮&腰神不動神社は、稲荷山登山中に各所でお受け出来ます。
そして、(いらん背景が映り込んでしまいましたが)一ノ峰でお供えした後、持ち帰ってきた御神酒と、白狐のおみくじ。御神酒は伏見の山本本家の「神聖」。"いなり山一ノ峰上之社"ラベル。家族でいただきます。
意外と筋肉痛にはなりませんでした。
自然の中を登って行くので、とても気持ちが良かったです。また登ります!
伏見稲荷大社 登頂編
金曜日はお休み。久しぶりに、伏見稲荷大社へ。
前回お参りしたのはいつだったか、記事を検索すると2012年に記録がある。いつのまにか7年も経ってしまった。
午前9時前、車にて伏見稲荷大社に到着。
正面大鳥居から、稲荷駅に続く参道。
昨今、伏見のお稲荷さんは、海外の観光客から大人気とのことで、出来るだけ人の少なそうな平日を狙ったのですが、朝の楼門前で、すでにこの賑わい。駅からすぐのアクセスの良さもありますね。
修学旅行の学生さんたちや、国内外の団体客も多く、「うわー」と思わず小声が漏れるレベルの人の多さでした。
楼門前の狛狐。何をくわえてらっしゃるのかな。
右手は外拝殿。奥が本殿。
本殿前。朝陽が差し込んで気持ちいいです。紙垂が藤の花のようで綺麗ですね
ドンドン、と太鼓を叩く音。おおっ、何か始まるのかな?と石段を上がると、本殿右手の神楽殿で、神職さんと巫女さんによる、龍笛やお琴などの生演奏の巫女舞が始まりました。舞台右手に、舞を奉納する参拝者さんが座ってました。
来てすぐに巫女舞が拝見出来るとは、ラッキーでした。
巫女舞は撮影禁止。警備員の方が、撮影禁止の札を手に立たれています。さすがにそこで撮影する人はいませんでしたが、撮影禁止の本殿前参拝エリアでは、ちらほら…。マナーは守りたいものです。
こちらは、時間が前後しますが、帰り際に撮影した神楽殿。巫女舞の時は禁止ですが、それ以外の時間は撮影オッケーとのこと。
巫女舞を拝見してから、奥社方面へ。千本鳥居は大人気。あちこちでモデル立ち風撮影が展開され「確かに撮りたくなるよねぇ」とうなづきながら、いそいそ前進。
千本鳥居を抜けて奥社に到着。相変わらず賑わってました。大半は、ここで元来た道を引き返して行く人が多い。更に稲荷山を目指す人は、そのまま千本鳥居を進みます。
私も、幼い頃はここで終わりだと思ってたので、大人になって30歳を越えてから初めて「エッ、この先もあるの?」と知りました。
今日の目的は、稲荷山の頂上である一ノ峰を目指し、ぐるっと一周すること。前回は三ツ辻あたりで帰ったのでした。
暑がりの私は、ぜーったい、4月に入ってから山に登ると汗だくになるから、登るならこの3月がギリだろうと踏み、やって来ました。
今朝、出る時に地元の山が白くなっていて、気温も低く肌寒いですが、私には、これくらいがちょうどいいはず。
進んでいくと、左手に川が流れるエリアに出ます。ここ、この辺りで、急に空気が変わります。本能的に「あっ。ここから本気やな(何がどう本気なのか私もよくわかりませんが)」と。
右手にお塚が沢山あるエリアに入ります。お塚というのは、個人が信仰しているお稲荷さんの祠のことで、この伏見稲荷の山を含めた境内には、おびただしい数のお塚があるそうです。
私は昔、最初にここまで辿り着いた時、軽くショックを受け「この世ではないみたい」とちょっと怯えながら石段を登ったのでした。
熊鷹社。
鷹の神様をお祀りしているそうです。何度かお参りしているのに、記事書くためにネットで調べて、今知りました。そうだったのか。
商売繁盛、勝負事の必勝祈願にご利益があるそうな。
熊鷹社のあたりから、本格的に坂道が続きます。運動不足がたたる…!
ちなみに、先程、千本鳥居の中をお掃除されているおじさんがいらして、参拝者に「おはようございます」と優しく声をかけてくれていました。頑張って登ろう!という気にさせてくれます。
三ツ辻。
手水の龍はかなり苔生していました。
このあたりまで登ってくると、私などは息も絶え絶え。
おー、かなり上がってきました。
上に行くにつれ、ひと気がなくなっていきます。
四ツ辻の近くに到着。ここで、息を整えつつ、欧米からの観光客の人たちと一緒に地図を眺めていました。
男性が、熊鷹社から現在地までの距離を指で示し、「オー…」と声を漏らし額に手をやってました。ニュアンス的に「こんなに登ってきたのに、地図にしたらこれくらいの距離やったんか。ここから頂上までって…えげつない」と、まぁそんな感じでした。
私も心の中で「はっはっはぁ。すごいなぁ」と心くじかれそうになりましたが、今日は頑張って登るんやッ!と決めてきたので、このまま進みます。
四ツ辻にある田中社、権太夫大神の社。
ここから道が4つに分かれており、それぞれのルートを目指します。みんな、立ち止まって地図を見ながら「どうする?」と話し中。
お茶屋さんもあり、賑やかなエリアでした。
さて私は、地図で言う右ルートで、三ノ峰から上がって行きます。ここからは、更にひと気が減る。ほぼ私一人で、たまに誰かとすれ違うくらい。
三ノ峰に到着。
四ツ辻で見た地図だと、かなりかかるのかな?と思ってましたが、せいぜい10分か15分くらい。手水の龍。こちらは新しめですね。
三ノ峰下ノ社、白菊大神。
この辺も、両脇にお塚がビッシリです。
間ノ峰、荷田社神蹟。
二ノ峰に到着。「ここは二ノ峰、山頂まで5分」という案内板を見て、「へー、もうすぐやん」と喜ぶ。
中之社、青木大神。お社の前の売店で、手ぬぐいを買ったのですが、店先に黒いワンちゃんが寝ていました。可愛かったです。
さぁ、間も無く頂上!
おや。ここで狛犬が。稲荷山は狛狐オンリーかと思っていました。
昨年の夏、実父が他界したのですが、今はもう手放した実家の神棚には、いくつかの神社のお札と、伏見稲荷大社のお札と狛狐があり、実父が特にマメにお世話していました。
実家から引っ越す際に神棚を片付ける事になり、地元の神社に納めました。が、実父や祖父の代、いや、ひょっとしたらもっと前から、お世話になっていたのではないか。きちんと一ノ峰まで登ってお礼を申し上げたいな。そんな風に思ってました。
さぁ、間も無く一ノ峰。
標高233メートル。到着。
一ノ峰上之社、末広大神。
お向かいの売店で御神酒を買い、お供え。お供えは持って帰るように書かれています。私がいた時は、海外からの観光の方がぱらぱらと来るだけで、がっつりお参りする人は少なかったです。
下の本殿とはまた違い、ここは広くはないけれど距離感が近く「山を登って来ました」という達成感もあり、とても良いお参りが出来ました。
ここからは下山です。続く!