昨夜、奈良の方のブログを拝見し、「しばらく奈良に行ってなかった。よしよし。そうじゃそうじゃ。行こう」と思い立った。
というわけで、しばしさらば、五重の塔よ。
木津川を越え、
平城宮跡が見えてきた。
奈良着。
お昼をとうに過ぎた時間に着いたが、まずは、お昼ご飯。
駅前の商店街の中にある、ベトナム料理店「コムゴン」。
何度か来た事があるが、ランチタイムに入ったのは、初めて。
お水の下に敷いてあったお皿。
フォーランチ。
鶏肉のフォー。甘辛く似た豚肉と高菜のごはん。人参と胡瓜の甘酢っぽいもの。えびせん付きサラダ。
レモンとパクチーがついている。スイートチリソース、味噌、酢も備えてあり、お好みで!
味ですが、お…おいしい…!!
なんで、ベトナム料理って、こんなにおいしいの?
「コムゴン」は、京都の蛸薬師通りにも支店がある。そっちにも行ってみたい。
ランチタイムをずらして入ったので、お店の中は落ち着いているが、夕方などに入ると、いつもほぼ満席。
アーケードの中を歩いていると、トルコガラスのお店を発見。
色とりどりの美しいチャイグラス、コーヒーカップやお皿、ランプなどがたくさん。
思わず、美しいトルコブルーのガラスのキャンドルグラスを購入。
決して、背の高い、金髪碧眼、イケメンのトルコ人の店員さんに「これらは、全てトルコから来ました。そのトルコブルーは、トルコでも人気のある青です」と、ニッコリ話しかけられ、ウットリして買った、というわけでは、ない。ないったらない。
ちなみに我が家にもアメリカ人男子がいるが、R君の見た目が「百万遍のCOCO壱番屋に行くべく交差点を歩いているK大生男子」と寸分変わらぬ上に、日本語ペラペラなので、私は、たまに本気で、外国人であることを忘れるのであった。
ならまち。冬だからか、人は少なめ。
庚申さんに、お詣り。
ぬいぐるみもきれいになる。
甍の向こうに、興福寺の塔が、ちょろっと見えた。
「春鹿」の酒蔵前にて。
高畑界隈。このへんに住んでみたい。
気になるカフェを発見。
入ってみました。シャレオツ。
あったかい珈琲と、ドーナツを注文。
ドーナツは、注文を受けてから、作って、揚げたてを持ってきてくれました。
お店の名前の入った珈琲カップ。すてきだな。ここでこんなお店を持てるなんて、うらやましい。
高畑と春日大社を結ぶ、「ささやきの小径」へ。
夕暮れ。
人影はなく、木立が風に揺れ、森の奥から聞こえてくる、鳥の鳴き声と、さわさわと水の流れる音が、静かに響く。
イロイロと考えるべきことが多く、自分の中に迷いがあり。
まー。とりあえず、流れを見てみるか。
そんなことを思いながら、土を踏みしめた。
興福寺の僧侶が、春日大社に参詣する時に通ったと言われる道。
素朴に「お坊さんも神社にお詣りするんだー」と思った。
冬の夕暮れ。鹿たちの姿、いずこに。
と思っていたら、いた。
「明日から、この建物はあなたのものだ。好きにしたまえ」と言われたらどうしよう。とりあえず住むか。
興福寺の五重の塔。
興福寺の南円堂。私が傾いているのではなく、坂道なのだ。
猿沢の池。
ガラスの器の中で蝋燭を灯し、紅茶を温めるティーウォーマー。これ欲しい。
ハーブティーは、飲みやすいまろやかさで、癒されました。
やっぱり奈良は良い。