yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

飛行機にのりたい

午前中、ベランダにて、遠くにかすむ京都タワーを眺めつつ、洗濯物を干す。
今日は、本当に暖かい。20度くらいある。

そのかわり、花粉などが飛散している様子。
昼過ぎから出かけると、窓の外に見える空は晴れ渡っているが、やや、けむっているように見えた。


車で、イオンモールに到着。
諸々の買い出しを終え、ミスタードーナツでひといき。
ドーナツ100円セール中だった。


映画館にて、デンゼル・ワシントン主演「フライト」を観賞。
のっけの飛行機事故のシーンを見ていると、恐ろしくて、飛行機に乗れなくなりそうだ。私などは飛行機に乗ったのは2回ほどなので(札幌と沖縄)、乱気流で機体が激しく揺れた時点で、気絶するんじゃないか。
いや、でも、乗りたい。
飛行機には、乗りたい。
綺麗なCAさんに「あのう、あたたかいココアをください」と言いたい。
映画の内容とは全く関係ないが、私は飛行機に乗りたいと宣言する。
でも、墜落はいやだ。
10年ほど前、3分間貸し切りヘリコプターに乗った事がある。
3分間で、1人1万円ほどだったかと思う。
乗る前に、誓約書にサインし、もう生きて地上に戻れぬかもしれぬ、という不安と、「貸し切りで乗っちゃうもんね」という期待に胸をどきどきさせ、ヘリのプロペラが巻き起こす風で髪をボッサボサにされつつ、搭乗した。
事前に「ドッキリプラン」だったか、そういう名前のものがあるということを、パンフレットか何かで読んでいた。
高い所があまり得意ではない私は、ヘリに乗って、足下の大阪湾やUSJを眺めるだけで、もう脳内アドレナリン大量放出状態である。
この上、「ドッキリプラン」など、しなくていいと思っていたのだが、同乗者が、「ドッキリプラン、お願いします」と口走った。
「あっ。待って」と私が言うより早く、腕ききのパイロットは「はい!」と応じ、何かのスイッチを切った。
その瞬間、プロペラは回転を止め、ヘリは、急降下。
私がどのような悲鳴を発したのかは、ご想像に難くない。
死ぬ!大阪湾に落ちて、死ぬ!私、泳ぐの苦手だし、死ぬって!
時間にして、数秒のことだったが、確か200mほど落下したのではなかったか。パイロットの運転で、再びプロペラが回り、ヘリは上空へ。
そのまま大阪湾の藻屑と化すこともなく、ここでこうしてノンキに生きているわけだが、そのあと、ある意味臨死体験から戻ってきた私は、ちょっと涙目になりながら、力なく「あはは、あはは」と笑っていた。

そういう経験があるので、墜落は、怖い。(怖いというレベルではないが)