到着しました。熊野三山の一つ、那智山。
久しぶりに、飛瀧神社へ。那智の滝を御神体としてお祀りしています。
鳥居をくぐり、石段を下りていきます。
滝からのマイナスイオンでしょうか。
清々しく非常に気持ちいい。
飛瀧神社境内に到着。
雨天のせいか、滝の水量が多く、写真だとボヤァとなっててわかりづらいんですけど、「ドドドドド!」という水の音がすごかったです。
こちらの写真に映っているお二人、欧米からのカップルで、このあと写真を撮って欲しいと言われ、撮影。男性はダニエル・クレイグ似で、女性は人なつこそうな、とてもにこやかな方で、一目見て「好き!」と思ってしまいました。私に語学力があれば、色々お話出来たかもしれないのに。
このあと、また熊野那智大社の境内でもお会いして「オー!」と挨拶し合いました。つくづく私に語学力があれば…(以下略)。
社務所で別料金を支払い、お滝拝所へ入ります。朱色の欄干のところです。那智の滝の近くへ行く事が出来ます。
延命長寿のお瀧水。100円で杯に入れて飲む事が出来ます。私は飲みませんでしたが、せっかくなので飲んでみても良かったかな。
途中、目の前の石段を下りて来た欧米のおじさんが「オー!」と足を滑らせていました。
目の前だったもので「う、ウワァ!」と私までビックリしてしまい、慌てて駆け寄りました。幸いお怪我はなく、「アリガト、アリガト!」と立ち上がり、恐縮されながら歩いて行かれました。
おぉ…明日の我が身。しかも日本に来て怪我して帰るとか気の毒過ぎるので、ドキドキしました。
さて、拝所に上がって来ました。
瀧からの水しぶきが、霧雨のように全身にくまなく降り注ぎます。社務所で買った手拭などを入れた紙袋まで、しっとりと湿っていました。
こうして近くで拝見すると、生き物のような大迫力。御神体とされた理由がわかるような気がしました。
水量の激しさもありますが、熊野古道の途中からこの滝が見えた時に、本能的に合掌してしまったほど、神々しい空気感がありました。
さて、下りてきた石段を登って行きます。
熊野那智大社に登る前に、甘いものチャージ。
「和か屋」の、お滝もち。
滝の姿を模し、延命長寿を願ったお餅だそうです。
食べる前に軽く炙ってくれました。お餅はやわやわ、中の餡子の甘すぎない甘さ、炙ったことでほんのりあったかくて、あっという間に完食。
さぁ、甘いものの力で、いざ。
その6へ続く!