谷町九丁目から千日前線に乗り、阿波座で下車。
阿波座…初めて降りる駅。地下鉄から地上に出ても、方向音痴気味の私は東西南北も分からず、目的地と対角線上に真逆の方向に歩いてました。
この日は日中気温25度くらいまで上昇。暑がりの私は早々に上着をリュックの中につめ、長袖のシャツを肘までたくし上げて、徒歩移動。
あれ、これ方向違うんじゃない?と気づき、より一層汗ばみつつ今来た道を戻り、戻ったものの結局よく分からん何処やここは…状態で、なんとか目的地を目にする事が出来ました。
サムハラ神社。
サムハラには該当する漢字(のようなもの)がありますが、常用文字ではないので変換出来ず。
怒られるかもですが、最初に見たとき「ダーマ神社みたいやな」と思いました。(山田孝之さん主演ドラマ「勇者ヨシヒコ」に出てくるキャラ変更出来る神社)
しかし、平日の昼下がりだというのに、ひとり、またひとりと、続々と参拝者がやってきます。
境内は広くはないので、参拝待ちの人々が、ソーシャルディスタンスで待機。
祭神は天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神。
1935年(昭和10年)、田中富三郎氏が出身地の岡山県にて旧い小さな祠を再興したのが起源とのこと。
サムハラとは、身を守ると言われている言葉だそうです。サンスクリット語に語源があるとか。
うーん、なんだか謎。
こういう神社もあるんですね。
さて、サムハラ神社を出て、ようやくランチ。
「やよい軒」にてすき焼き定食。
しばらく歩いていると、立派な屋根が見えて来ました。おー、ここにも神社があると思い、早速行ってみました。
博労(ばくろう)町、難波(なんば)神社。
背後にビルを背負って立つ本殿。
都会の神社という感じです。
上難波神社、難波上宮などと呼ばれていたそうです。下難波が現在のなんば付近かと。
元々は松原市に鎮座していたものの、ここでもまたまたまた秀吉公の命令で立ち退きに遭い、現在地に遷座してきたそうです。
はからずしも、「秀吉公が立ち退きさせた神社巡り」みたいになってきました。大阪市内の神社は、そういうのが多いのかもしれませんね。
御神木の楠。樹齢400年とされています。奥に境内社もあります。
こちらは博労稲荷神社。江戸時代はこちらのお社が名高く、上難波神社=稲荷社と言われるほどだったとか。