少し前、滋賀の竹生島へリベンジしました。
西国三十三所札所で、島全体が聖域とされています。
前回は天候不順で欠航となり、今度こそは!と意気込んで出発。
まず届け物のために立ち寄った坂本の親戚宅から、湖西道路で約1時間くらい、北へ走りますと、近江今津の街に到着。
先に竹生島行きのフェリー乗り場にて、チケットを購入。おかげさまのお天気で、無事に出航する模様。
水は透明度が高く、綺麗でした。
湖に面したお宅の窓からは、毎日美しい景色を眺める事が出来ますね。羨ましいです。
さて、出航時間まで、近江今津の街を少し散策。
湖に面した浜通りは車通りも少ない旧道です。
琵琶湖へ続く辻子(ずし)と呼ばれる細い路地や、カフェ、古い旅館、川魚屋さん、そして磯っぽい香りの風が吹いてきて、のんびりまったり歩く事が出来ます。
神社発見。住吉神社。
御本殿エリア。
湖からの風がそよそよと流れる、とっても爽やかな空間でした。
「あれ?お賽銭箱がない?」「どこ?」と、ネコ男氏とけっこう前の方まで進み、探しつつお参り。
すると、背後から神職さんが現れ、「今、お祭りの練習をしてましたもので…」と、移動させていたお賽銭箱を運んで来られました。
そうでしたか!そうとは知らず、けっこう前の方でお参りしてしまいました。失礼しました。
心地よい空間でしたのでもう少しゆっくりしたかったですが、時間もあるので移動。
今津ヴォーリズ通り。
実業家、宣教師、建築家でもあったウィリアム・メレル・ウォーリズは、近江を拠点に日本各地に建築物を設計。ここにもウォーリズ建築が残されています。
今津ヴォーリズ資料館。
大正12年に百三十三銀行として建てられました。図書館として利用された後、いまは資料館になっていました。
中に入ると、高い天井の明るい空間で、コーヒーなどが飲めるようにもなっていました。地元の方がゆっくり過ごされていました。
日本基督教団今津教会。
昭和9年に建てられたヴォーリズ建築。平成15年に資料館とともに、国の登録有形文化財に指定。
正面玄関上の「今」が反転したみたいになっているのは、古来中国の書体によるものだそうです。
旧今津郵便局。
昭和11年に建てられました。当時の姿を残す貴重な木造建築物。平成27年に登録有形文化財となりました。
窓のしつらえがいいわー。朱色のポストが絶妙なコントラスト。
懐かしい風情満載のヴォーリズ通り。
今は静かな雰囲気ですか、当時はなかなかの賑わいだったそうです。
街歩きマップを見ると、鉄板焼きナポリタンや純喫茶、うなぎ料理やお肉屋さんコロッケ、酒蔵、和蝋燭専門店もあるそうです。時間があれば、もっとゆっくり探検したいな。
フェリー乗り場に戻りました。竹生島からのフェリーが戻ってきました。
フェリーのデッキから。
これは船室内。空いていました。
竹生島行きのフェリーのHPを見た時に、琵琶湖の他の島をぐるっと回るプランや、ピクニックプランなど、色々ありました。特に、琵琶湖の湖底に沈む古代遺跡を巡るプランというのが気になります。
ロマンあるなぁ。
竹生島に到着しました。
さて、札所巡りリベンジです。
続く!