飛騨高山市街地から車で約20分、飛騨市の飛騨古川にやって来ました。
ここは大ヒットアニメ映画「君の名は」の舞台地らしく、街中のあちらこちらにポスターが貼られていました。
気多若宮神社へ向かう途中、ナビで指定された道が工事中で通行止めになっており、私は土地勘もないので「あー。こりゃ今回は行けないな」と速攻で諦め、駐車場を探すべく別の道をぐるぐる適当に走っていました。
すると目の端に大鳥居が見えて、うまいこと気多若宮神社への道に辿り着けました。良かったです。
というわけで、気多若宮神社に到着。
なだらかな石段を登っていきます。
進むにつれ、たくさんの落ち葉で足元はフカフカ。
飛騨市の街並み。ここもきっと優しい人たちが沢山住んでるんやろな〜と思ってしまう穏やかな風景。
能登国一宮の気多大社からの勧請。
気多大社は行った事がないので、こちらも是非お参りに行きたいな。
木々に囲まれた参道。ひと気はなく、静かです。
拝殿横の御神木がとても立派。
御祭神は大国主神。
増島城の鎮守、飛騨古川の産土神。
ここから飛騨古川の街を見守ってらっしゃるんですね。
日本三大裸祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財である古川祭はこの神社の例祭。起し太鼓が奉納されるそうです。
お参り中に「靴を脱いでどうぞ中へ」という感じの文字が目に入ったので、「え。中に入っていいの?」と思い、靴を脱いで恐る恐る硝子戸をガタガタすると、やっぱり施錠されていました。
思わず「だよね!」と言いながら慌てて後ろに下がり元の位置に戻りました。御祈祷などをお願いした方へのメッセージだと思います。恥ずかしかった…。
境内は風が渡り、とても清々しいです。
拝殿の左手に境内社。林の中にあります。
大樹に囲まれた雰囲気がとてもいいですね。
まだ15時前ですが、なんとなく日が暮れて来ました。境内を後にします。
飛騨古川祭りの時に、また来てみたい神社です。