松江市の塩見縄手の辺りに行こうか迷っていましたが、今回はスルーして、宍道湖大橋を渡り、玉造温泉エリアへ。こちらにも、今回の旅で行ってみたいと思っていた窯元がありました。
湯町窯。
手仕事の美しさを追求する民藝運動の窯元としては、出西窯と並んで有名なところ。
閑静な住宅街の中、駐車場も完備。
大正11年の開窯。
昭和初期に、2代目の福間貴士氏が民藝運動に参加し、バーナード・リーチ、河井寛次郎などの各氏から指導を受けて、日常の食器を作り続けています。
布志名焼の流れを汲みつつ、新たなものも生み出している窯元です。
お店の方にお伺いしたところ、店内撮影は自由。ガンガン宣伝して下さいとの事(笑)。ありがたく撮影させていただきました。
店内、ところせましと並ぶ湯町窯の陶器たち。
こちらが有名なエッグベーカー。
湯町窯の特徴的な、暖かな黄味の強い茶色と海鼠色。
そして"スリップウェア"という技法で作られた柄。
このスリップウェアのお皿が欲しくて、店内をぐるぐる回りました。
うわ〜全部いい!
これはまた美しいお皿。
大皿もありますし、湯呑みの絵付け体験もされているようでした。
毎週見ている旅番組で、松下洸平さんが湯町窯を訪れてスリップウェアのお皿を作っていました。
「湯町窯や!松下さん、いいな〜うらやましい」と画面にかじりついて見ていました。
お店にその時のお写真が飾られており、そのことをお店の方にお話すると、「じゃあ、これもどうぞ。触ってもいいですよ」とわざわざ出して下さったのが、番組で松下さんが作られたスリップウェアのお皿。
おお!これこれ!この大胆な絵柄。
ちょっと触らせていただき、写真も撮らせてもらいました。
いいなー。私もスリップウェアの絵付け、やってみたい。
そして迷いに迷い選んだお皿2枚。
お店の方はとても明るくて気さくで、ご親切にして下さいました。また島根県を訪れる際は、こちらにも絶対行きます!
玉造温泉の日帰り入浴に行こうかなと思い、駐車場に車を停めて温泉街へ歩き始めました。
…が途中で気がかわり、湯の川温泉へ行くことにしました。一人旅はこういうことができるのでいい。
湯の川温泉の日帰り入浴施設。ひかわ美人の湯。
地元の方がお風呂に入りに来られている雰囲気。
混んではおらず、広い露天岩風呂でゆっくり湯浴みさせてもらいました。
雨予報でしたが、この日も夜までなんとかもちそうです。ありがたし。
そして…前日も行った出西窯へ。
ベーカリーカフェ「ル コションドール」に入ってみたくて。
とってもお洒落な雰囲気。
右側がベーカリー。左側がカフェ。
出西プリンと出西コーヒー。
器はもちろん出西窯。
出西プリンは思っていた以上にたっぷりサイズ。
カラメルソースがふんだんにかけられていました。
出西窯のボウル、こういう風に使えるんやなと参考になります。
こちらもたっぷりサイズのコーヒー。取手に指置きがあるので、飲みやすい。
この辺にお住まいがある方が羨ましいと思うほど、ほっこりさせてもらいました。このあと出西窯にも立ち寄り、堪能させていただきました。
そして、ホテルでの夜食。無料の半玉ラーメン。この日は塩味をチョイス。
この夜も気持ちよく寝つき、朝まで爆睡させてもらいました。