川沿いの道は車の交通量も多くなく非常に走りやすい道ですが、ここ、やたらスピード出す車が多い(^_^;)ぎぇー怖っ!とビビりながら走りました。
出雲市、出西窯(しゅっさいがま)へ。
前回、友人と出雲に来た時に訪れ、エッグベーカーや湯呑みなどを購入しました。
私は陶器には詳しくないですが、ピンポイントで好きな窯元です。今回の出雲旅では絶対ここに来ると決めていました。
たまに出西窯のHPをチェックして、「おお、今度行く時はこれを買おう」と品揃えを確認したりしていました。
今回ここで器を買うべく、お昼のお弁当で節約したり、更にヘアサロンに行くのを我慢したりしていました(笑)。
斐伊川沿いの田園、出西窯のある、くらしのvillageに到着。
昔は出西窯だけでしたが、少し前にベーカリーショップやセレクトショップが同エリアにオープンしたようです。
広くて停めやすい駐車場。
すでにボルテージは上がりっぱなし。
出西窯の販売所、無自性館。
きゃー、早く入りたいッ!と興奮気味に写真撮ってます。
お店の方に確認したところ、店内の撮影は自由。ありがたいです。
出西窯は、農村出身の5人の若者たちが、戦後に開いた窯元。
日常の暮らしの中に存在する美しさを追求する「民藝運動家」であるバーナード・リーチや柳宗悦、河井寛次郎の影響を受けて、今日まで発展し続けています。
手仕事の暖かさや美しさを感じます。お値段もビックリするほど高いものではなく、私でも手が届くものです。
2階へ続く階段。
オリジナル手ぬぐいコーナー。
ご飯が炊ける土鍋。
出西窯といえばの深いロイヤルブルーが印象的な出西ブルー。吸い込まれそう。
柄ものは殆ど無く、シンプルなデザイン、シンプルな色使い。
この日は平日なので人は少なめ。ゆっくりじっくり回りました。
アウトレットコーナー。窯元を訪れた者のみが、掘り出し物を手に入れる事が出来る。色ムラなどの難あり商品を、普通より安く販売されています。
ネットで売り切れ続出中の猫ちゃん用のボウルもアウトレットにあり。
もちろん、普通の商品もお店で販売されていました。
14時から工房見学可能。
というわけで、お邪魔してみました。
中の作業場では、作陶家さんたちが忙しくお仕事中。内部の写真撮影は禁止です。
焼成を待つ器が並んでいたり、デザインを考えてらっしゃったり、磨いたり…。
静かに挨拶して、そろそろと移動。
この日は窯入れ前日だったようです。登り窯だけは撮影して良いとの事なので、撮らせて頂きました。
ここで、あの美しい器が焼きあがるのかと思うと、感慨深いです。
工房から退出し、再び無自性館へ。
ここから本腰入れてお買い物モードに。
欲しいものがあり過ぎて、わけわからなくなってきた(笑)
2階には椅子があり、外の景色をぼーっと眺めることも出来ます。向こうに見える建物がパンとカフェのお店。ここでお茶する予定でしたが定休日でした。
柳宗悦のカトラリーコーナーもあり。
はー、大満足。
いそいそとお会計を済ませて、出雲市内のホテルへ向かいました。
ちなみに…出西窯、翌日にも行きました^_^
登り窯から煙がもうもうと立ち、「ああ、今日火入れが始まったんやな〜」とワクワク。
この日は前日よりも人が多く、お店の方も忙しそう。
アウトレットコーナーをチェックしたところ、やはり前日とは少し品揃えが変わっていて、「おっ」と思ったものを1つ購入。
なんやかんやで、やっぱり出西窯、素晴らしかったです。
以下、今回興奮状態の中、厳選して買った器です。
暖かみのある茶色+素焼きのボウル。
使い勝手の良さそうな、少し深みのあるお皿。
何を盛ろうかワクワクする、美しい緑色のお皿。
そしてアウトレットコーナーで入手した出西ブルーの鉢。赤いシールの箇所に難があります。贈答用には出来ませんが、北極星みたいでカッコいいと思って購入しました。