現職場最後の出勤日でした。
春色のランチとおやつ
コーヒー豆を買いにきたり、お茶しに来たりすることはありますが、ランチの時間帯に来たのは初です。
パスタランチ。ちりめんじゃこ、ブロッコリー、トマトのオイルパスタ。赤かぶのマリネ。スープ。パン。
じゃこやブロッコリーなどの具を、パンの上に乗せて食べるとすごく美味しい。
トマトはドライと生の2種類、ブロッコリーはゆでたものを細かく刻んでいて、赤と緑の春らしい色合い。自宅でも真似してみたいです。
食後のドリンク付き。これはカプチーノ。カップの色が爽やかですな。
合間のおやつを調達。
ちゃんとピンクと抹茶色のチョコに、軽いパフと中央にぐにっとした餅的なものが。
多度大社
椿大神社を後にする際に、もう一社はまわりたいが、ここまで来たら久しぶりに伊勢神宮まで行く?と自問自答。
鈴鹿市からですと、1時間ほど走ると到着します。
まだまだ時間が早いので行けるのですが、しかし、今回は初参拝のところに行ってみたい気持ちもあり。
というわけで、三重県桑名市の多度大社へ向かいました。
今までノーチェックでしたが、少し前にテレビで多度大社を観て、是非行ってみたくなりました。
椿大神社からは、高速などを使って40分くらいで到着です。
多度大社。別名、北伊勢大神宮。
伊勢北部にあり、別名の通り、「お伊勢参らば お多度もかけよ お多度かけねば 片参り」という謡が流行るほど隆盛だったそうな。
神社の周りは、このような古くからある民家や料亭、お土産店が立ち並んでいます。静かで落ち着いた街並といった印象。
ちなみに「美味しい味噌カツあります」という貼り紙の喫茶店を見かけ、「食べたい。味噌カツ食べたい」と全てをかなぐり捨てて走り出しそうでしたが、時刻はまだ10時頃。さっき伊勢うどん食べたばかりだし。我慢我慢。
鳥居と向かい合うようにそこにある鉾立社。
石段前には素晴らしい楠の御神木。
その奥に古い石段があるのがわかりますでしょうか。
石段と並行している急な坂道と絶壁。
多度大社といえばの、奇祭、上げ馬(あげうま)神事の際に使われる場所。
神占いによって選ばれた少年騎手六人が、武者姿で約2メートルの絶壁を人馬一体となって駆け上がる勇壮な神事。農作の時期や豊凶が占われているそうです。
石段上がってすぐ、新宮社。
左手に神馬舎がありました。
神馬が常駐しているとは、珍しいですね。
白い芦毛のサラブレッド。名前は錦山号。
100円で人参をあげることが出来ます。
錦山号は奥で朝のごはん真っ最中。また帰りに立ち寄ります。
雨宮八幡社。
小川が流れていて、水音を聞きながら奥へ。
於葺門(おぶきもん)が見えてきました。
美御前社。
神明社。
橋の向こうに、本宮と別宮が鎮座。
斜めに向かい合うかのような配置です。
橋の上から。
こちらも、背後にある御神体山である多度山からの流れ。右手に見えるのが本宮。
多度大社、本宮、多度神社。
御祭神は天津彦根命。
手前に、しめ縄で守られた大きな岩がありますね。
創祀はさだかではないそうですが、多度山の中には沢山の磐座やご神石があり、神代の昔に遡るのではないかとの事でした。
薄く白い布がかかっています。真横には落葉川が流れています。
木々に囲まれ水音や鳥の鳴き声もしますが、やはり椿大神社とはまた違う空気感でした。
椿大神社は圧倒的な清々しさと、なんていうのかな、濃厚なジュレの中に自分がちゃぽんと入ったようなというか(笑)。
ここは清々しさの中に、原始的な大自然の気配がするというか。重厚さがありますね。
多度大社、別宮、一目連神社。御祭神は天目一箇命。
木が吸い寄せられるように立っていました。
この桑名あたりでは、御祭神の天目一箇命が御神威を発揚される際、時に臨んで御殿をお出ましになると言い伝えられ、古来御社殿には御扉の御設けが無いのだそうです。
合掌したまま、なんとなく社殿をガン見していると、社殿の奥の方からフワーッと風が吹いて来て、あの薄く白い布がこちらの方に向かって、ゆっくりとめくれ上がりました。
上のような言い伝えをテレビで観て知っていたので、その間、なんだかすごくワクワクドキドキしました。
いや、実にナイスタイミングな風です。
本宮と別宮の間にも小さな滝がありました。
多度山からの水は川となって、落葉川となり流れて行きます。境内に水の流れがあると、やっぱり爽やかな心地がしますね。
そんな爽やかさマックスな場所がこちら。
本宮、別宮より少し下、石段を下りたところにある、落葉川の御手洗所。
本当はお参り前に行けば良かったんですけど、すっかり失念していました。
冷たく透き通った清流でした!
こちらでは御祈祷を頼まれた方に向けて、境内アナウンスが流れていました。ピンポンパンポン♪と鳴るので、面白かったです。交通安全祈願の方々が多く見受けられました。
いそいそと神馬舎へ。
すぐに来てくれました。錦山号。
かっこいいです。
人参をあげると、かなりの勢いで食べてくれました。さっき無心で朝ごはん食べてたけど、まだまだいけるぜ!といった感じでした。
ご近所の方が「き〜んざん♪」と声をかけながらやって来られました。皆んなに可愛がられている神馬、錦山号でした。
上げ馬神事の絶壁から石段下を臨む。
多度大社。こちらもまたぜひ再訪したいです。
早く出て早めに帰宅するのが計画なので、あとはもうひたすら京都に向かうのみ。
正午に近づくにつれ、お腹がすいてきました。
というわけで、草津PAにて、近江牛肉まん。
実はあんまり期待はしてませんでした。
1個410円したけど。重ねて言うけど1個410円。
まぁ観光地価格というやつだろうと思い、車内に持ち帰ったところ、充満する実に美味しそうなお肉料理の匂い。
一口食べてみると、近江牛のこま切れと、ネギ、タケノコが甘めのとろみのあるお出汁に絡んで、実に美味し!!
近江牛がミンチではなく、こま切れぽいのがいい。お肉を食べてる満足感がある。甘みのある出汁の塩梅もいい。
とまぁ、個人的に絶賛の近江牛肉まんでした。
余談ですが、昼過ぎにご機嫌で「よっこいしょういち〜。ただいま〜ただいま〜」と帰宅したら、主人がリモートワーク会議真っ只中で「ごめんやけど部屋から出てろ」と即座に追い払われ、仕方なく別の部屋で夕方までゴロ寝してました。気をつけなきゃですね(笑)
椿大神社
先日のお休み。
ちょっと車で遠出しました。
早朝5時半に長岡京市を出発、高速道路をひたすら東へ。三重県の鈴鹿市にやってきました。
早朝だったこともあり、移動は約1時間20分くらいですね。意外と近い。
まずは、何年も前から来たくて来たくてウズウズしていた、椿大神社(つばきおおかみやしろ)。
三重県といえばお伊勢さんですが、それを追随する大人気神社で、お正月の初詣は大混雑だそうです。
勝手に市街地っぽいところかな?と思ってたのですが、予想とはうらはらに、山裾ののどかな地域で、昔からの民家の中を行きます。
目の前に「第10駐車場」の文字が見えて来ました。
だ、第10…?てことは1から9までまだあるってこと?
ちょうど朝7時くらいに到着。平日で早朝なので、難なく最も近い第1駐車場に車を停めました。
ちなみに2から9の場所は確認してませんが、どこかにあるのでしょう。すごいなぁ。
駐車場から歩くこと数分で、鳥居が見えて来ます。
すでに数人の気配。
境内図。
お宮の奥に、奥の宮がある高山入道ヶ嶽がそびえているのが分かります。神社近くに登山スタイルの方がちらほらいたので、おそらくこれから登られるのでしょう。約2、3時間はかかるとのこと。
標高は906.1メートル。山頂一帯には太古の磐座が点在する。
庚龍神社。樹齢約400年の樅木に宿る3柱の龍神様をお祀りしている。
このあたりで地元の方とすれ違い、朝の挨拶を交わしました。お家から歩いて来れる距離に椿大神社があるなんて、うらやましい限り。
手水舎前。椿大神社の境内には、そこかしこに御神木がたくさん。
早朝の参道。
まだ照明が点っているので、なんとなく幻想的。
来たー!椿大神社に!と、もう感激しています。
他に人の気配はなく、玉砂利を踏みしめる音と、小川のせせらぎ、鳥の声が響いています。
凛としたような清々しさに溢れていました。
なんて贅沢な体験をしてるんだろう!となかば興奮気味に参道脇の鞠バージョン狛犬さんを撮影。
奥に見えて来た本殿前の方で、神職さんがお掃除をされているのが見えました。朝早くから大変だなと思いつつ、毎朝この清冽な空間にいらっしゃるのかと思うと、お仕事なれどうらやましい気がしました。
それにしても、参道にある木々が素晴らしいですね!
恵比須・大黒のお社。なぜここに急にえべっさんと大黒さん?と思いつつ撮影。福々しいなぁ。
参道中程に現れる高山土公神陵。
前方後円墳で、土公神・猿田彦大神の御陵とされています。
ああっ!ついに本殿前が近づいて来た!
もう憧れの芸能人を前にしたファンのようになってきました(笑)
椿大神社、拝殿。奥に本殿が鎮座しています。
背後の入道ヶ嶽を御神体とし、猿田彦大神を主な御祭神としています。
西暦紀元前3年、磯津川(鈴鹿川)の川上、土公神陵の前方御船磐座辺りに、「道別大神(ちわきおおかみ)の社)として社殿を造営し、奉斎された日本最古クラスの神社。
おぉ…紀元前…。
このブログでのお参り記事では、確か2回目だと思います。紀元前の文字を入力したのは。
1回目は奈良県の玉置神社。
紀元前て、もうめちゃんこ古いわけで。
しかし、いつも思うのですが、神社や仏閣の由来や縁起は、後年によって加工されたりしている部分が多々あると思っているので、本当のところはわからない。
しかし、我々が知らないだけで、紀元前からある所ってもっとあるんだろうな、と古代ロマンに想像を膨らませたりします。
神社仏閣に来ると、太古の昔から残されているという時間の流れに触れる事が出来るような気がしますね。
拝殿は大きく立派。
早朝でほぼ無人ということもあり、ゆっくり参拝出来ました。
拝殿の横あたりに立ってました。
お相撲さんがお稽古する鉄砲柱。奉納されたようですね。
別宮の椿岸神社へ。
細女(うずめ)本宮 椿岸神社。
御祭神は、天之細女命。猿田彦大神の奥さん。
ここで神前結婚式の椿婚が行われるそうです。なんだか素敵な響きですねぇ。
こちらの境内も、立派な御神木がたくさん。
赤を基調とした華やかな雰囲気のお社。
椿岸神社の横から一際大きな水音が聞こえてきます。
こちらは、かなえ滝。御神体山の入道ヶ嶽から流れる大明神川が、本殿あたりで金龍明神滝となって、こちらのかなえ滝まで流れて来ています。
神社の境内を流れて行き、やがて生活水として近隣を潤しています。
かなえ滝の奥に、龍蛇神両地神社。
龍蛇神と聞くと、出雲大社の神在月を思い出しますね。火難水難災害避けと、やはり、あらゆる縁を結ぶ神とのこと。
椿大神社には、経営の神様、松下幸之助翁が通われていたそうです。
境内には松下幸之助社があります。
また茶道の発展を祈念し、茶室も寄進されたそうです。
と、あらかじめ予習していたにも関わらず、社まであるとは知らず、すっかりスルーして来ました。
あんまり無いですよね。近現代のすごい人が祀られてるって。お参りしてみたかったけど、また次の機会に。
本殿あたりから左側の道を登って行くと、御神体山入道ヶ嶽への登山道となっています。桜の並木になっていて、ちらほらと咲き始めていました。
また絶対来ようと思いつつ、本殿前を後にしました。
参道を戻って行きます。
右手に、やたら存在感のある大樹が。
回り込んでみると、御船磐座(みふねのいわくら)という場所でした。
立て札によりますと、「現在の御本殿の神座となる基本を石によって示された、境内地の最も重要な「いわくら」である。神代の神跡」とのこと。
中央にしめ縄で結界が張られているあたりが、その磐座ですね。
水音と、大樹が守るよう囲んでいるせいか、神秘的な雰囲気。
この磐座の辺りにいる時だけ、パラパラと雨が降ってきました。山の近くなんで天気が変わりやすいということなんですが、タイミング的に神秘的度がググッと上がって、「おぉ…なんかいいなぁ」と思いました。
さて、境内を後にし、気になったこちら。
もう閉店している喫茶店のようですが、お店の名前が「参道」というのがストレートかつ、昭和感溢れる佇まいで、思わず撮影。
まるで貸し切り状態のような椿大神社で、ゆっくりとお参り出来て、とても素晴らしかったです。
是非、また再訪したいです。いや再訪します!意外と早く来れる事が解りましたしね。
鈴鹿PAにて。
朝ごはん。せっかく三重県に来たので、それらしいものを!というわけで、伊勢うどん。
伊勢名物なのでご存知だと思いますが、「コシってなぁに?」と言わんがばかりの、太くて柔らかいおうどんに、甘めのつゆがかけられています。
食感に好き嫌いはわかれると思いますが、私は好きです。美味しゅうございました。
続く!
龍鳳園の麻婆麺セット
滋賀県の近江八幡に本店があり、滋賀を中心にいくつかの支店を展開している龍鳳園。
長岡京市にも支店があり、日曜日のお昼どきに行ってみました。
国道沿いということもあり店内は盛況で、厨房とホールには本格的な中国語が飛び交い、活気ありました。
いろんなセットがある中、迷った末に、唐揚げとライスがつく麻婆麺のセットをチョイス。
こちらは普通のラーメンスープの上に麻婆豆腐が乗ってます。なので食べ進めると全体的にサラサラした感じになります。
麺は手打ちっぽくもちもち。辛さは控えめ。
スープは好みによるのですが、私は麻婆麺はとろみタイプが好きなので、「ふーん、そうか。サラサラなんやな」と黙々と食べました。サラサラタイプがお好きな方にはいいのではないかと。
サクサクの唐揚げがなかなかの大きさでして、けして少食ではない私ですが、唐揚げ1個と麻婆麺3分の1、白ごはん3分の1でほぼ満腹になりました。
唐揚げを完食し、後はもったいないけれど、少しずつ残してしまいました。単品で充分ですね。
次回来ることがあれば、メニューの中で気になった牛肉とネギ飯、豚バラ青菜チャーハンなど、ごはん系を食べてみたいです。
r.gnavi.co.jp豊国神社
吉田神社を出で東大路を南下していくと、祇園四条の八坂神社前の交差点を通り掛かります。