古い本を眺めていたら、面白い教訓集があった。
様々な分野のものを集めていて、興味深い。
かなり昔のものなので、現代とは感覚が違うものもあるが。
「サラリーマン身だしなみ十ヶ条」
一、髪はいつも櫛の目を入れること、しかしあまりテカテカ光らするはキザだ。
二、髭を綺麗にすること、頭髪よりも大事である、毎日出来なくても剃刀はあてること。
三、爪は常に短く手入れすること。
四、歯を綺麗にすること。
五、着物は身分相応なること。
六、衣服は粗末でも垢のつかぬものたること。
七、洋服やシャツのボタンのないのは醜い。
八、靴は必ず泥を落として手入れを怠らぬこと。
九、だらしのない格好はいけないキチンとすること。
十、すべてあまりおしゃれをしないこと。
などなど。
十のすべてあまりおしゃれをしないこと、あたりに、なんとなく共感。
田植えの季節である。
稲を植えて、田に水を張った、これくらいの時期に、風で水面がざわわと揺れるのが、好きだ。
昔は、我が家にも田圃があって、お米を作っていた。子どものころ、稲刈りのあとの稲わらを縛って干す作業を、手伝った覚えがある。
そこでおにぎりを食べた気がするのだが、私のただの思い違いかな。
余談だが、おにぎりの具は、こんぶで、その周りにとろろこんぶを巻くのが、好きである。
