yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

雨と映画とお肉と私

朝から雨。


さるお方から、映画の鑑賞券を頂いた。
というわけで、今日も雨合羽着用で原付ねこじゃ号に乗り込み、京都駅前へ向かった。

アンデルセン」のB・L・Tサンド。


京都駅八条口側にあるイオンモール京都内に、大型シネコンがある。
雨の日曜日、映画館は大にぎわい。
チケット引き替えにも、結構な行列。間に合うかしら、とドキドキしながら、順番を待つ。意外にもスーッと進み、席をゲットし、いざ、シアターへ。


「道−白磁の人」鑑賞。
戦時中、韓国の林業試験場で養苗の研究をしていた浅川巧を描いたもので、彼が韓国の白磁の陶器や、その文化に感銘を受け、韓国の青年、青林と心の絆を深めていくのだが、戦争によって、翻弄されてゆく。
実在の方なのだが、私は全く知らなかった。
ストーリーは、わかりやすくて、とても良かった。民族を越えた2人の男の友情がメインで、主演である吉沢悠さんも、青林役のペ・スビンさんも、ひたむきな感じの演技だった。お互いに、韓国語と日本語を覚えるの、大変だったんじゃないかな、
あと…軍人役の堀部圭亮さんの顔が怖くて素晴らしかった!バラエティに出ていた時とはまた違って、いいキャラだなぁ。
そして、白磁美術を通じて、主人公と親しくなる民芸家の柳宗悦役が、少し前に巷を賑わせた塩谷瞬さんだったので、思わず、あ…このひとは…あのひとだよね?と、そこだけ現実に引き戻されたというのもありました(^^;)
それはともかく、母親役の手塚理美さんの演技が、ぴりっとしていて、全体を引き締めている感じがした。さる方のブログにも書かれておられましたが、当時の喪服の着方、確かに、現代の喪服の着方と違いますね。襟のあたりが、現代より大きく開いていたし、帯〆は白い丸ぐけだった。勉強になりました!


夕方、映画が終わると、雨は上がっていた。
伊勢丹で、お弁当を買って帰る。
期間限定出店中「寺町 つじとみ」の焼き肉弁当。
色々なお値段のものがありましたが、1300円ほどのものにしました。ちょい奮発。
白ごはんの上に、薄切り&厚めのカルビが、予想していたよりも、どーーん!と乗っていた。よしよし!いいぞ!
小松菜と油揚げの煮物、きんぴらごぼう、柴漬けも。
えー、いままで、いろいろなお肉のお弁当を頂いてきましたが、その中では、「つじとみ」さんのお弁当が、一番、美味しかったです。あくまで私の好みですが。
その美味しさに、写真も撮らず、無言で、食す。
「つじとみ」さん、寺町二条あたりにある。今まで気づかなかった。和食のお店かな?と思っていた。約500回くらいは、お店の前を通り過ぎている。
メニューを見ていると、夜は結構なお値段ですが、お昼はランチをやっているようで、これなら手が届くかも。一度、入ってみたいな。


和ろうそくモチーフの京都タワー