朝から、雨。
雨に導かれるかの如く、あてもなく、電車に乗り込む。
どこか、遠くの街へ。見知らぬ街へ。
目眩のなか、降り立った。そこは、時を司る街だった。
なーーんちゃって！
上記、「いいちこ」のCMを意識してみました。
というわけで、あてもなく乗ったわけでは全くなく、電車を乗り継ぎ、一路、明石へ向かいました。
いつの間にか雨は上がり、時折、日が射す。
三宮駅で途中下車。お昼ご飯は、駅近くのお店で、パンケーキ。
人生初、明石駅、到着。明石のタコがお出迎え。
魚の棚（うおんたな）商店街。
350mほどの長さの商店街。明石のタコや鯛を筆頭に、海鮮系を中心に、色んなお店がありました。タコの煮物や明石海峡で揉まれた魚、車で来ていたら買って帰れるのですが、今日は眺めるのみ。
明石と云えば、明石焼き。
現地では「たまごやき」と呼ばれていた。たこやきのようであるが、たこやきではない。卵と小麦粉とじん粉を銅の鉄板で丸く焼いた中に、明石のタコが入っていて、出汁で頂く。とてもやわらかい。
どかーん。15個入り600円。
お昼、パンケーキのみにしといて、良かった。
食べ方指南があり、それに従ってみました。
最初はそのまま→出汁で→出汁に三つ葉を入れて→抹茶塩で→出汁に抹茶塩をちょっと入れて。
抹茶塩も良いですが、出汁に三つ葉を入れたものが、一番風味が合う気がした。美味しゅうございました。
お店には、他に、鯛の漬け茶漬けという、至極魅惑的な品があり、今度はこっち！と心に決めました。
腹ごなしに、海の方へ。
途中、現れる大人の劇場。好奇心、羞恥心、勇気、色んなものを総動員して、ぱちりと撮影。
おおー。京都の新京極の路地にもこういうのがあったけど、今もあるのかな。「老人と和服の愛人 秘密の夜這い部屋」とか、すごいですね。
漁船がたくさん係留されている。
猫。
うーむ。すごいなぁ。
タコも鯛も、なぜかヤンキーがかっていますね。
更に海へと向かう歩道橋の上から。
海。
テトラポットには、釣り人が、沢山いて、釣り糸を垂れていました。
向こうの方に、明石海峡大橋。
正面の島が、淡路島。
普段、海を見る事が出来ない場所に住んでいるので、こういう所に来ると、気持ちが変わりますね。
ぐるっと回ると、先ほどの港に続く道。
（行ったことないけど）東南アジアのどこかの港のようだ。
また猫。
海はいいのう。
「よーし。せっかく明石まで来たんだから、子午線をまたがなきゃ」と思いましたが、日が暮れて来たので、今日はやめときました。
明石の車窓より。明石海峡大橋。
このへん、明石から垂水、須磨を経て三宮へ向かうあたり、車窓に海が広がって、いいですね。三宮から明石に向かう時は、進行方向左側、帰る時は、右側、がよろしいですね。
しばらくすると、豪雨＆雷。いや、ものすごい雨ですわコレ。昼間は免れていたのに、やはり来たか。
カフェの隣にある「ひかり製麺所」へ。中は、おしゃれなレストラン風。
トマトとバジルと焦がしチーズのつけ麺。
これは小盛り。
つけ汁は、濃厚なだしの効いたトマトスープ。焦がしたチーズが入っています。麺に、好みでバジルペーストをからめていただきます。具は、プチトマト、マリネされたパプリカとブロッコリー、チャーシュー。
おいしーい。これはイタリアンですね。トマトソースのパスタをつゆだくで食べている感じ。
さすが神戸。シャレオツなお店でした。
外に出ると豪雨は止んでいて、これ幸いと駅へ向かい、一路、京都へ。
今日も一日美味しかったです。（くいしんぼうブログですな）
