お正月休み、最終日。
昨夜、知人と初詣に行く話が浮上し、「3日にするか、6日にするか」で、本日のギリギリまで、あっさりとした討議が、この京都の片隅で、行われていた。
あっさり、というのは、比較的、家が近いので、会おうと思えばどうにでもなる、という気楽さから来ている。
結局「6日にしよう」「そうしよう」ということになり、私は、昨年の末にオープンしたばかりの、新しいモスバーガーへ行ってみた。
お正月メニューとなっており、いつもより選べる品数は少ない。
私は難なく座れたが、正午を回るくらいになると、お持ち帰りを求めるお客さんが、行列を成していた。
その列を眺めながら、冷たいオレンジジュースを、ストローでちゅうちゅうと吸い上げ、「外は寒いのに、どうして私は、冷たいジュースを注文してしまったのであろうか」と、反省していた。
これはね。あれだ。
ずっとこのブログで「買う買う」と言っていたダウンコートを、ついに買っちゃった事に、起因しているのだ。
ダウンコート買う→着る→あったかい→お店の中に入る→あったかい気になって冷たいものを注文→飲んでると冷えてくる→外は寒い→外出るのやだな→己との闘い。
そういうわけである。
原付ねこじゃ号でひとっ走り。河原町御池へ。
明後日、うちにやって来る留学生君用の身の回りの品などを、物色。
シャンプーとか、どうしたらいいのだ。
ひげそりとか、どうしたらいいのだ。
ま、「とりあえず！」と思ったものをカゴの中に入れて、あとは、本人と相談だ。
あと、早速だが、ドライバーを買った。これで、どんなネジでも、華麗に留めてみせる。
帰宅。
昼間、例のいとこ半、ネコ太一家が遊びに来ていた。
布団を上げたり、炬燵を担ぎ上げたり、自転車を買ってきてくれたり、まことに、ネコ太、大活躍だ。
彼らを交えて、和牛すきやきを食すということを聞いていた私は、出先から、母に「私もすきやきを食べたいので、少しだけでいいので、お肉を残しておいてほしい」と、電話した。母は遮るように「あーハイハイ。それよりスリッパ買ってきて」と言った。私の「和牛すきやき」への切なる懇願が届いたのかどうか不安だったが、帰宅すると、ちゃんと残してあった。よかった。
Yoshiko様より賜った「まさかりドラフト 金太郎モルト」で、夕餉！
ロマンス通りの酒屋さん「YOKOYAMA」さんで販売されているそうです。
しっかりとしたコクのある、美味しいビール！
夕食後、部屋作り。
基本的に、家にあるものを利用しております。
母が、まっさきに用意したもの。
ザ・ちゃんちゃんこ（青）。
私も、家では、母が強行突破で買った赤いちゃんちゃんこを羽織っているので、留学生君には申し訳ないが、私は「チームちゃんちゃんこ」として、異文化交流を行う所存だ。
私としては、「それは、日本の大学生の、トラディショナルなジャケットである。これを羽織って学内を歩き、下駄を履き、学生アパートにおいての麻雀大会や、ジャズ喫茶に行き、哲学を語ると、大和撫子から、モテモテである」という嘘を教え込みたい気持ちが、むくむくとわき上がっているのだが、頑張って押さえている。
留学生君ご一行は、本日、来日し、某大学がお世話した宿舎に滞在している。土曜日、某大学まで、彼らを迎えに行く。
嗚呼、あっという間に、お休みが終わっちゃった。
