yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

熊野紀行その8・熊野本宮大社

境内に入ります。

龍の手水と、奥に見えるのは拝殿。

f:id:yukix03:20191028235517j:plain


八咫烏ポスト。緑色がスゴイ。

f:id:yukix03:20191028235533j:plain


さて、神門です。
ここから先は聖域。写真撮影は禁止。

f:id:yukix03:20191028235553j:plain

中は、砂利が敷き詰められ、広いです。
本殿は4つ並んでいました。家津美神子(スサノオノミコト)、速玉大神、夫須美大神、天照大神の4柱をお祀りされていました。
あと、満山社という結びの神様を祀るお社が、境内の右端にありました。お参りされている見知らぬご婦人の後を何となくついていかなかったら、気づかなかったかも。
人は少なめで、ゆっくり出来る雰囲気。

途中からですけど、熊野古道を歩き、熊野本宮にお詣りする事が出来て、達成感でいっぱい。実に感慨深い。

さて、表参道を下って行きます。
両側には、熊野大権現の幟旗がいっぱい。
神社ながら神仏習合を経て修験道の場でもある熊野三山は、いまだに謎の多いところだと思います。そこがまたいいですね。

f:id:yukix03:20191028235619j:plain


鳥居が見えてきました。

f:id:yukix03:20191028235642j:plain


参道脇にある瑞鳳殿。 

f:id:yukix03:20191028235715j:plain

お土産店などが並んでいます。昔、15年くらい前に来た時と比べると、この辺は整備されて現代風になっていました。
朝、ビスコしか食べてなかったので「お腹すいた…甘いものチャージ!」とばかりに、茶店「珍重庵」に入店。
店内には、お出汁のい〜い匂いが充満していて、思わずうどんを注文しそうでしたが、ここは、もうで餅の食べ比べセット。

f:id:yukix03:20191028235735j:plain

左は餡子を包んだ柔らかなお餅に玄米粉がかかっています。右は同じものの水まんじゅうバージョン。お餅は朝についたばかり。やわやわで、あと3個くらいはペロッといけそう。

表参道の鳥居。緑が綺麗でした。

f:id:yukix03:20191028235803j:plain


本宮の鳥居前エリア。

f:id:yukix03:20191028235824j:plain

ここから歩いて5分ほどにある、旧社地、大斎原(おおゆのはら)へ向かいました。
熊野本宮大社の社殿は、元々、熊野川、音無川、岩田川の合流点にある中洲にありました。
中洲に社殿を建てるとか、なかなか思い切った事をされますが、何か謂れがあるんでしょうね。
当時の参拝者は、歩いて川を渡り、お参りしました。明治22年の大災害で社殿は流出し、現在の場所に遷座したそうです。

すぐ近くに、産田社という熊野本宮大社の境外社がありました。ここも今まで知らなかったな。行ってみます。

f:id:yukix03:20191028235850j:plain


産田社。イザナミノミコトの荒魂をお祀りしているそうです。

f:id:yukix03:20191028235913j:plain


さて、大斎原へ。熊野古道の展望台から見えた大鳥居が、間近に。

f:id:yukix03:20191028235932j:plain


近づくにつれ、大鳥居の大きさを、改めて体感。

f:id:yukix03:20191028235950j:plain

鳥居から中は、撮影禁止です。
手水舎があり、樹木の並木道を抜けると、昔、社殿が立ち並んでいたエリアが広がっています。石の祠が祀られていて、皆さん、そこにお参りしていました。私も見習ってお参り。

昔、どんな感じで社殿が立っていたのか、どのような雰囲気だったのか、想像すると、歴史的なロマンを感じますねー。

熊野本宮を後にし、車にて出発。
途中の道の駅「奥熊野ほんぐう」にて、義父と主人ネコ男氏用に、地酒「熊野三山」「八咫烏」や地元のレモン、梅味のポテトチップスなどを買い、ここから車で1時間かけて、奈良県の十津川郷へ向かいます。

f:id:yukix03:20191029000019j:plain

その9に続く!