この日、お世話になったのは、JR奈良駅前の「天然温泉 吉野桜の湯 御宿 野乃 奈良」。
ドーミーイン系列の和風ホテルで、結論を言いますと、コスパ、サービスの面など総合し、最高に良かったです。
部屋の窓から。右手がJR奈良駅。右下には旧駅舎。
宿のスタッフさんは皆さん感じが良い方ばかりでした。
全館畳敷きで、足元が気持ちいい。お部屋も畳敷で、和風のしつらえとなっており、低めのベッドが用意されています。
広い大浴場は露天風呂やサウナもあり、日中から夜は湯上り処でアイス(4種類あり)のサービス。朝は乳酸菌飲料がサービス。
夜21時半から23時頃までは、レストランにて、夜食として夜鳴きそばが振舞われます。
駐車料金が近くの一般駐車場の2倍ほどかかりますが、入出庫自由。最初に入庫する前に、スタッフさんからその旨の説明確認があります。翌日のチェックアウトまでホテルから出ない方は、一般駐車場を使った方がいいかもですね。
次、奈良に宿泊するときも、たぶんここにすると思います。個人的には、月イチペースで泊まりに来たいくらい。
夕食は車で「がっつり亭」へ。
何度か当ブログにも載せましたが、ここは「小盛=普通サイズ」という概念のお店。店内は家族客を中心ににぎわっています。
これは私のオムライス(小)とセットの唐揚げ。
オムライスは普通よりも大きいくらいで、デミグラスソースがたっぷりかけられています。唐揚げには特製甘酢が別添え。
これは主人のチーズハンバーグとエビフライ定食。
定食の白ご飯とカレーは食べ放題。かけつけ一杯カレーを食らい、そのあとカレーおかわりしていました。
そして宿の朝食。
感染対策を施した上でのバイキング形式。
奈良の三輪そうめんや茶粥、柿の葉寿司、大和鶏のお吸い物などのご当地メニューをはじめ、洋風メニュー、和風小鉢やサラダ、デザートなどなど、盛りだくさん。
御宿野乃ならではの目玉はこれでしょう!豪快海鮮丼。
自分でご飯を盛り、具材を好きなように好きなだけ盛ることができます。この日は、イクラ、サーモン、ネギトロ、甘えび。
こうして朝から海鮮丼おかわりという夢のひとときを味わい、満腹でお昼はパスしました。
宿をチェックアウトし、奈良公園方面に向かいます。
曇天ですが、なんとか雨は上がってくれました。助かります。
猿沢池の近くのコインパーキングに駐車し、さっそく奈良の鹿たちを撮影。
中金堂。
伽藍の中心になる最も重要な建物。焼失と再建を繰り返していましたが、長い長い年を経て、創建当時の様式で平成30年(2018)に復元落慶されました。すごい技術ですね。
南円堂。
西国三十三所第九番札所。これにて奈良の札所は制覇です!
ご本尊は不空羂索観音菩薩坐像。
堂内には慶派仏師の康慶(こうけい)一門による四天王立像、法相六祖坐像が安置されています。
この興福寺の境内、たぶん人生で30回くらいは通り抜けたりブラブラしたりしています。改めて「そっか。ここって札所やったんやな」と思いました。
不動堂。
五重塔。
広い興福寺の境内で、のんびりマイペースな鹿や古い伽藍を眺めつつ、主人が「奈良はさぁ。なんか一味違うな。ええわ奈良」と何度かつぶやいていました。
今まで何度か一緒に来ていますが、奈良に対して好意的な感想を聞いたのは今回が初です。私は元々奈良好きっ子なので「ねーーー!そやろ!」と激しく同意。
猿沢池畔に戻り、鹿たちを眺める。
1頭、お腹がすいているのか、ずっと私の横っちょにくっついて鼻をつけてくる子がいました。可愛かったです。鹿せんべいを買ってあげたらよかったかな。