長谷寺の駐車場に到着。
参道沿いを流れる川は雨天のため茶色く濁っていました。しかし、雨はなんとなく上がってくれました。助かる!
長谷寺は、昨年の12月頃に、ひとり旅で訪れました。
ワクワクしつつ、回廊を登ります。
この回廊、緩やかな角度ですが距離が長く地味にしんどいです。
勿論、綺麗なので、立ち止まり景色を楽しみ、休みつつ行くといいですね。
しんどいですが、足元の心配が一切ないというのは素晴らしいですね(笑)。
手水舎の上に可愛らしい飾りが。和みます。
ゼーハー言いながら国宝の本堂前に到着。
やったー着いた!今すぐお堂の中に行きたいとはやる気持ちを押さえ、冷風機の前に立ち、筒からブォォォと放出されている冷風を顔にあてて…と思ったら、筒の片方(赤い色がつけられています)からは温風が。青い色がつけられた冷風の筒は主人が占領し「涼し~い」と満足気。
「ちょっと替わって」「オマエはホカホカの温風を顔にあてるがいい」等、御仏の近くで冷風を巡る争いを繰り広げていましたが、ハイカー風の老夫婦が登って来られましたので、「あ。どうぞ~」と我々は冷風機から離れ、いそいそと本堂の中へ。
お堂の南側に面する舞台の方へ。
ここから参道や、初瀬(はせ)の町なみが見えます。
雲間に青空が覗きます。
境内をうろうろ。
ベンチで休憩中の主人をよそに、私は再びご本尊前へ。
前回も3回くらい行ったり来たりしました。何回も見上げたくなるんですよね。
その後、最後に主人と見納めとばかりに参拝し、今回も合計3回でした(笑)。
私たちは通路に面したお賽銭箱の前に立ってお参りしていましたが、けっこう長い時間、お賽銭箱の横にひざまづいて、一心に静かにお祈りされている老婦人がいらっしゃいました。美しかったです。私が観音様だったら、こちらの老婦人の祈りをなんとかして叶えてあげたいと思うだろうな。
というわけで、ばちあたり者の私には珍しく「どうぞ、この方の願いが叶いますように」と参拝せずにはいられませんでした。
さて、これでこの日の予定は終了。
一路、奈良市街地へ。