東京旅その4 靖国神社、夜のうどん

皇居の外堀を歩き、大手町から靖国神社へ。

九段坂を登って行くと、大きな鳥居が現れました。

こんなに大きな神社だとは知りませんでした。

ご祭神は、幕末から明治維新にかけて功のあった志士から、黒船来航以降、国内外の事変・戦争に殉じた軍人、軍属等の戦没者。

神田明神、湯島天満宮と、七五三や結婚式を見ましたが、ここはさすがにないかなと思っていたら、拝殿の奥にある御本殿の前で、どこかのご家族が正式参拝されていました。

拝殿から本殿までは少し離れているのですが、とても恭しい独特の雰囲気でした。



大手町に戻り、ビル群の中を歩いて行きます。イルミネーションがキラキラしてました。

宿は三井ガーデンホテル大手町。

この日の夜、主人ネコ男氏は関東在住の友人Aさんと久しぶりの再会。

翌日の夜もご一緒する予定なので、この日は一人で出かけることにしました。

最初は「おおお、自由に東京の夜！ワクワクするぅ。どうしよう。レトロ喫茶巡りしたいし、谷根千にも行きたいし、寄席にも行きたいし、東京でひとり焼肉デビューもしてみたいし、神田神保町の古書街をうろうろしてカレー食べたいッ！！」と見果てぬ夢で心はパンパンに膨らんでいました。

で実際ですが、心よりも足の方がパンパンで…(苦笑)。

朝4時起床、神社3か所行脚に上野散策、皇居見学、慣れない東京の交通網にアタフタして、ホテルに着く前に疲れきっておりました。

い、今からまた電車乗って歩くとか無理。

部屋で珈琲を飲んだ後、私と同じくヨロヨロなのに、Aさんと会うべく東京メトロの大手町駅へと向かう主人とホテルの前で別れ、私はホテルのある界隈を少し歩いてどこかで晩御飯を食べることにしました。

夜になると気温も下がり、昼間よりは歩きやすくなっていました。

Google Mapをちょこちょこ見ながら、とりあえず神田方面へ。

仕事を終えて家路へと急ぐスーツ姿の方々を見ては「彼らが東京のサラリーマンか。なんかしゅっとしてる気がするな」と思いつつ、10分くらい歩いたあたりにうどん屋さん発見。

さぬきうどん「一福」。

内装は現代的でオシャレ。肉うどんとイカげそ天。ハサミで切り分けます。

肉うどんを久しぶりに食べましたが、美味しいですねー。

あったかうどんを食べて、少し体力回復。

ホテル近くのコンビニエンスストアで缶チューハイ、バナナクレープを買い込み、ホテルの部屋で一人のんびり。

いやー。東京の地下鉄、覚えられないですね。

しかも私は「都営〇〇線」が東京メトロということが分かっておらず、

「今日、都営三田線とか都営浅草線とか、色々乗り継いだけど、東京メトロ線っていうのがまた別にあるんやな。すごいな大都会は」と三日目の昼くらいまで思っていました。

主人ネコ男氏に「で、東京メトロっていうのに今回は一度も乗ってへんけど、どのへんにあるん？」と素で聞き、「おまえ…」と絶句するネコ男氏の狼狽する顔を目に焼き付けました。