昨日はお休み。年の最後にやはり奈良に行っときたいと思い、
7、8年前にぶらりと訪れた際に、大和郡山の市街地広範囲でイベントをやっていました。
今回は、その時に立ち寄った源九郎稲荷神社へ再訪しました。
当時は「何かイベントやってるわ」と思い鳥居をくぐりました。境内には、手作り金魚の造形が紐で吊るされており、風にゆらゆらと揺れて何とも楽しげでした。拝殿の手前では、巨大な半紙に墨で何かを書くパフォーマンスの真っ最中でした。
参拝をした記憶はなく、境内をふらふら歩いて後にしました。
少し前に、ブログ仲間の方がこちらに参拝された日記を読み、「わー!源九郎稲荷や」と喜び、自分も今度はちゃんと参拝したいと思ったのでした。
元遊郭だった街並を抜けると、朱色の鳥居が現れます。
源義経が戦の際にこの稲荷に助けられ、源九郎の名を贈ったという謂れがあり、社名の由来となっているそうです。
翁の姿をした源九郎狐が僧の夢枕に立ち、郡山城に自分を祀ってくれたら城の守護神になろうと告げたので、城内竜雲郭に稲荷が創建されたと伝えられています。元々は城内に鎮座されていたんですね。
この前で墨のパフォーマンスやってたんやな、と蘇る記憶。
本殿前には長椅子もあって、座って休憩も出来ます。
本殿前から参道を見たところ。
小鳥がたくさんいて、ピヨピヨと可愛い声が響いていました。白とオレンジ色っぽい配色の小鳥が左の狛狐さんの頭に飛び降りて来たりしてました。
社務所のある辺り。お花の鉢植えがたくさんあって、和やかな雰囲気。
巻物をくわえた狛狐さんと宝珠をくわえた狛狐さん。
赤い前掛けの青海波紋様がかっこいい!
私が神社についたとき、ちょうどご近所のおばあさんが自転車に乗って来られました。境内のお花のお世話をされた後、参拝して帰って行かれました。地域の方々から大事にされているお稲荷さんですね。
しかし、この朝早くに見かけん人やなと思われただろうなー。
源九郎稲荷神社を後にし、一旦、生駒方面へ向かいました。続く。