したたり

今日は祇園祭の前祭宵々山。

明後日17日には前祭山鉾巡行が3年振りに行われます。

私は祇園の氏子や縁者でもありませんが、コロナ禍までは祭の一端（ほんとの端っこ）にいたので、7月になると身体がざわざわします。

私でさえそうなので、渦中の氏子さんや山鉾町の方々は超盛り上がってることでしょう。

しかしコロナ感染も増えてきたので、気をつけなくてはいけない事にかわりはありませんね。

仕事終わりの夕方、バスが祇園へ近づくと、車窓には浴衣姿の人々が増えて、祇園石段下がそわそわと賑わっているのを感じました。

いいですねぇ。

四条通りの八坂神社御旅所。ここに御神輿がやってきます。

いつもはひっそりとしてますが、この時期はお隣で八坂神社のちまきを販売しているので賑やか。

境外社の冠者殿社の提灯にも灯りが入っています。

御祭神は素戔嗚命の荒魂ですが、土佐坊昌俊もお祀りされています。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、義経と静御前の屋敷を襲撃した人物ですね。

高島屋デパ地下和菓子売り場にて、祇園祭の和菓子を購入。

菊水鉾ゆかりの「亀廣永」したたり。

菊の葉からしたたり落ちる薬水のイメージから名前がつけられたのだとか。

昔、祇園祭の時期に職場の上司が買ってきてくれました。

柔らかい黒糖味の琥珀羹です。

私は常温で食べましたが、冷やすといいかも。光に透かしてみたり目でも楽しみつつ、より一層涼やかな気持ちになる気がします。

今年は宵山期間の屋台も復活するので復活するので、四条通りの河原町から烏丸は、この先の混雑が予想されます。

というわけで前祭の山鉾見物はせずにここで終了。

しかし、今年は後祭（7/18～7/24)の山鉾を仕事帰りに見に行けたらいいなと思います。後祭は屋台が出ないので、前祭よりは混雑しないと思われます（予想ですが）。

今年は土曜日に宵山、日曜日に山鉾巡行、と曜日が良いですが、お天気は梅雨をぶり返したような雨が降ったり止んだり。日曜日の山鉾巡行はギリギリもってくれるといいですね。