15日の午前中から、奈良県生駒郡平群町の信貴山朝護孫子寺に行って来ました。
駐車場に車を停めて外に出ると、容赦なく照りつける日の光。暑い。とにかく暑い。
参道を進んで行くと、右手の開運橋から歓声。
何事だろうと向かってみました。
開運橋の寅。
信貴山朝護孫子寺は、西暦582年に寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に、聖徳太子が毘沙門天を感得したことに因み、境内のいたるところに、張り子の寅や置物などが置かれています。
橋の上からバンジージャンプ。
若い男の子が勢いよく飛び出して行きました。
「ヒャッハー!さいこー!」という歓声が響いてました。すごいな。
絵馬堂前を過ぎて行きます。既に汗だく。
左手に開山堂へ続く道。信貴山開祖をお祀りしています。
石灯籠が沢山ありますね。右方向に本堂が見えて来ました。
よくネットやテレビで見る大寅。
小寅かな。かわいらしい!
ずらーっと石灯籠が並ぶ参道を行きます。
曲がりくねったり、上がったり下がったり、お堂があったり、鳥居が現れたり、予想以上にテーマパーク感。
かやの木稲荷大明神。
すごく立派なお稲荷様の祠だなと思わず足を止めました。
真横に手水があるのですが、狐さんです。珍しい!
背後のかやの木は御神木で、樹齢1500年とされています。蘇我一族と物部一族が争っていた時代に芽吹いた木。
成福院。宿坊でもあります。
こちらは弁財天の祠ですね。
丸っこい金と銀の狛寅。
とらポスト!
白虎が乗ってました。
寅大師。足元に寅さん。
融通さん。
なんか縁起よさげだなぁ。小槌は遠慮なく撫でさせていただきました。
やー、なんか色々出てくるなぁと主人と言いながら本堂へ進みます。
三宝堂。火難水難余けの台所の神様である三宝さんや、不動明王、阿弥陀如来をお祀りしています。
真っ赤な幟。沢山奉納されてますね。
この日は三連休中ということもあり、沢山の参拝者が来ていました。
本堂石段下の寅家族の石像。
檻のように囲まれていますが、破損を防ぐためのものなのかな。
本堂へ上がって行きます。
本堂前に到着。
ご本尊はもちろん毘沙門天。
かやの木稲荷に差し掛かったあたりから、スピーカーを通して朗々とした読経の声が聞こえて来ていました。
私はてっきりお寺の読経CDか何かを自動再生しているのだと思いながら聞いていたのですか、このあたりで祈願者の名前が聞こえてきたので、今まさにお堂の中で行われているのだと知りました。
欄干からは大和平野が見えました。
高いところまで登ってきたなと思いましたが、更に山頂まで行くと、空鉢護法堂に行く事が出来ます。20分くらいで上がれるみたいですが、暑いですしね。今回はパス。
本堂でのお参りを終えて、参道を降ります。
木漏れ日に癒されます(暑いけど)。
銭亀堂にあった気になる通路。中には絵馬など。
千手院。
護摩焚きの壇が組まれていました。
古そうな寅さん。
途中まで行って「結構降りるな…。登ってくるのしんどいから、今日はやめとこ」と暑さに負け諦めた剱鎧護法堂へ続く鳥居。またいつか。
絵馬堂にあった古い絵馬。獅子?らしき木彫りに支えられています。すごいな。この木彫りはわざわざ後付けで作ったのでしょうか。
我々が駐車場に戻る頃には、すでに手前の駐車場は満車状態。沢山の人々がお参りに来ていました。
今回は暑さもあり、本堂を中心にざっと見て終わりましたが、いつかまたゆっくり回ってみたいです。
ここから東大阪へ移動。
お昼ごはんは「とりどーる」にて、油淋鶏定食。
サックサクの揚げ鶏に甘酸っぱいタレがからみ、下にはたっぷりの茹でモヤシ。美味しい。ボリュームがあって大満足。
信貴山、初めて行きましたが、山腹近くまで住宅街になっていて、すごい傾斜のところにお家が沢山あるなとビックリしました。しかし眺めがとても良さそうです。
今度行くなら涼しい時期がいいな。