京都では、祇園祭の前祭り山鉾巡行が終わり、今は後祭りの宵山期間。明後日の24日に後祭り山鉾巡行が行われます。
後祭り宵山期間は露店などが出ないので、前祭りより人出はマシかもしれません。
土日の昼間にでも祇園祭の山鉾を見に行きたいなと思っていましたが…暑いんですよね(^^;
そんなわけで土曜日は自宅でウダウダ過ごして終了。
日曜日のお昼、主人が左京区の一乗寺(ラーメン激戦区)へラーメンを食べに行こうというので、途中にでも見に行けるかな？と思っていましたが、左京区へは行かないことになりました。
今年は涼しい部屋で、祇園祭のテレビ中継録画で楽しみたいと思います。
祇園祭では、八坂神社や各山鉾で、お飾りの粽(ちまき)が販売されています。京都のお家では玄関などに飾って、厄除けとしています。
各山鉾ごとにデザインやご利益が違うのが楽しいですね。
我が家は、玄関外に八坂神社の厄除け粽。
玄関内にどこかの山鉾の粽を飾っています。
昨年は月鉾の粽にしました。今年はどこにも行ってないので来年までそのままにしとくかと思ってましたが、親戚から函谷鉾(かんこぼこ)の粽を頂けました。嬉しい！
ご利益は、厄除け、疾病除け。粽を取り替えると夏が来た感じがします。
というわけで、左京区には行かず、右京区の四条葛野大路界隈にある有名ラーメン店「麺処 鶏谷」へ。
私は初ですが、主人は何度か行っている様子。11時過ぎにお店に到着したところ、すでに満席で3組ほど待ち。あっという間に我々の後に人が並び始めました。さすが人気店ですな。
待つこと15分くらいでカウンター席に着席。
店内はシックなインテリアで、シャレオツ。
お隣には、「麺処 鶏谷」の居酒屋バージョン「麺料理 鶏谷」というお店になっていました。こちらもシャレオツそうなお店。
本日のメニュー。
さて迷った末に、鶏ささみたたきと卵黄醤油まぜそばを注文。
「卵黄醤油」というワードにやられました。「卵黄」で「醤油」。惹かれるわ。
来ました！
麺は自家製麺。ツルツルの平打ち麺。
タレは薄めに見えますがしっかりと醤油の風味。卵黄と混ざって何ともいえない深いコク。しっかりした味。
鶏ささみたたきは幸せのプリプリ半生。
かき混ぜると、鶏そぼろと長芋も現れました。トロロ部分とサクサクした食感が麺に絡まって食が進みます。
そして気になって仕方ない、鶏とローストポークのバターごはんも。
ごはんにバターを乗せるか混ぜるかして、上からバーナーで炙って香ばしくしています。その上に、鶏肉とローストポークが乗っている。
この鶏肉とローストポーク、極めてプリプリ。
特に鶏肉。びっくり。おそらく人生で一番のプリプリ鶏肉。鶏肉のいいところだけを凝縮したような食感。ジューシーさといい、こりゃ並ぶわ！と納得。
(恥ずかしながら)今まで私が作っていた鶏肉料理は、カッスカスやな(泣)と思えました。ここまで美味しく料理してもらえたら、鶏さん冥利に尽きるのではないだろうか。
そんな極プリプリ鶏チャーシューがこれでもか！と載せられた、主人の熟成鶏そば、大盛り、肉増し。
スープ、飲み干してました。
ちなみにこの時は、鶏もつ背脂ブラックそばを注文している人が多かったです。バターごはんも人気でした。
多分、なに頼んでも美味しいんでしようね。
お隣の居酒屋の方にも是非行ってみたいけれども、駅から離れているのがちょっとネックかなぁ。
美味しゅうございました。
余談ですが、先程の函谷鉾は、
「中国戦国時代（前403～221）斉の孟嘗君が鶏の声によって函谷関を脱出できたという故事にちなんで付けられている」とのこと。
思わぬところで鶏つながり(^ ^)でした。
