yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

岸和田だんじり祭り見物&鶴橋で焼き肉

晴天。
岸和田だんじり祭りを、見に行った。

1745年に、大阪の祭りを見た、当時の町方の茶屋新右衛門が、牛頭天王社の夏祭に献灯提灯を掲げたいと藩主に願い出て、許可されたのが始まり。
また、1703年、当時の岸和田藩主、岡部長泰が、伏見稲荷大社岸和田城三の丸に勧請し、五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭を始まりとする説もある。

岸和田だんじりといえば、各町のだんじりが、狭い道を一気に駆け抜ける迫力溢れるお祭り。今までナマで見た事がなかったので、ワクワク。

京都から岸和田への遠さに驚く。もう少し南へ向かうと、和歌山ではないか。

岸和田駅に到着。
駅前商店街をブラブラ。
暑い!見物客で溢れかえっている。


泉州水なすのお漬け物のお店で、バジル風味のピクルスを購入しているうちに、どんどん、人が増えてきた。
おお!だんじりがある!これが、動き出して、街中を疾走するのですね。


商店街のアーケードの中で、日を除けながら、だんじり見物、開始。
まずは、冷たいだんじりビール(アサヒビール)。昼間から申し訳ありません。


来た来た!
祭りの掛け声、お囃子、熱気!


各町のだんじりが、駆け抜ける。
辻を曲がる所が見せ場なのだが、あいにく、遠目でしか見る事が出来なかった。
まといのようなものを持った大人が先頭で、次に、曳き手だが、先頭は子どもたち。ちっちゃくて一人ではムリな子は、保護者が一緒についていた。子ども組から、次は16歳から27、8歳までの青年団に続く。この青年団が、実質的なエンジンですね。
曳き手の中には、女の子も多く参加していた。髪をヒップホップ系、ドレッドヘアーのように、細かく編み込んでいる子が大多数だったが、流行っているのかな?
だんじりの上に上がれるのは、男性だけである。小さな女児は可らしい。だんじりの上で飛び跳ねる人とか、お囃子をやる青年とか、細かく役が振られている様子。
若頭という地位の壮年層が、全体を仕切っている。
様々な役職を書かれた町内オリジナル法被を着ているので、一目で「あの人は若頭」「あのおじさんは評議会」「あの子は青年団」というのが、よく解って面白い。


各町のだんじりグッズを扱うお店もあった。


アーケードを抜けて、本通り商店街へ。


このへんは、古い建物が所々残っていて、とてもいいですね。
通り沿いの商店やお家の上階から、お祭りを見物している町内の人々の姿が見える。羨ましい。酔っぱらってテンションが上がって、ベランダで「ヨーォッ!祝(いお)うて三度でー」と、三本締めを始めちゃってるおじさんなどもいらっしゃって、もう、岸和田の町中が、お祭り一色。

だんじりが来たぞー。


カンカン場と呼ばれる場所。正面観覧席には、観客がビッチリ。

このへん、メイン会場のようで、歩道はギュウギュウで、押しくらまんじゅう、蒸し風呂状態。ひぃー。
カンカン場を脱出し、通り脇に露店が並ぶ川端筋を歩く。
露店の多彩さに驚く。かき氷や焼きそば、わたあめ、というスタンダート路線は勿論、かめすくい、どじょうすくい、さめつり(サメはオモチャのサメでした)、うなぎつり、拉麺バーガー、冷凍みかん、エビス印のベビーカステラ焼きラーメン、オムレツフランク、などなど…。

ひよこ。


あまりの暑さに、露店の奥に桟敷を設けたお店に入る。
生ビールを2杯とイカ焼きを食べたのだが、計2400円だった。お祭り価格やなぁ…(^^;)
暑い。さっき飲んだビールも、今飲んだビールも、すぐさま、汗となって発散されてゆく。

川端筋も、だんじりが通る。大阪府警さん、お疲れ様です。


駅前にて。走ってくるお祭り衆。


だだだだだ。

かっちょいい。もし、自分の恋人や旦那さんが、こういったお祭りに参加して、燃えてたら、思わず惚れ直しちゃうんじゃないか。

お祭りは夜まで続く。


電車をイロイロ乗り継ぎ、夕刻、鶴橋に到着。初めて来ました。
鶴橋といえば、コリアンタウン。駅の改札を出ると、早速、迷路のような商店街が広がっている。

韓国のお店が沢山。チヂミやキムチが美味しそう。


なんとも雰囲気のある商店街。


せっかく鶴橋に来たので、焼き肉!
以前、テレビで見た人気店「空」へ。たまたま通りかかった際に、時間が比較的早かったおかげで、まだ空席があったので、入店。

ホルモン4点盛り+ロース+バラ。冷たい生ビール。今日、3杯目である。実は、私事ゆえに恐縮なのだが、今日は私の誕生日なのであった。というわけで、僭越ながら、美味しく頂きました。

とても美味!!
ロースとバラを追加し、ごはんと玉子スープも。このスープ、味がしっかりしていて、好きなお味でした。美味しかった。

マッコリも(^^)


外に出ると、いつの間にか20人くらいの席待ち大行列になっていた。さすが人気店である。

岸和田だんじりを見物し、ビールを飲み、炎天下を歩いて、ビールを飲み、焼き肉食べて、ビールを飲み…堪能いたしました。
おかげさまで、実に、ありがたい一日でありました。
また一年、がんばろう。