yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

雨の夜、インドにて

先日、お風呂に入ろうと廊下を歩いていると、

素足で、踏んでしまった。黒いアレを。

いつもより念入りに足の裏を洗ったのは、言うまでもないか。



何もこのような所で、このような体勢でなくとも、と他人ながら思ってしまう。


本日は、雨模様。
夜の交差点。


前から気になっていたインド料理店に入ってみた。


このような気になるメニューもありましたが、


チキンカレー。自動的にナンorライスが付いてきます。


店員さんは、インド人。日本語は、基本的なやりとりは可能ですが、複雑な言葉は、難しいようす。でも、問題はない。
チキンカレーは、日本人向けにアレンジされているようで、食べやすい。ナンは巨大。だが、薄く焼かれているので、意外と食べ切れた。


お会計時、5000円を出しておつりを貰おうとしたら、おつりの1000円札が無いらしい。

「ナイ。1000円」
「えっ?崩さないとないってことですか?」
「1000円札、ナイデスカ」
「えー。(あったら出してるっちゅうの)ナイナイ」

日本の飲食店でも、たまに「千円札が不足しております」という表示があるのだが、アレのインド版である。
しかし、私が入店したのは、昼間の営業を終え、準備万端、夜の営業が始まったばかりの時間。

「り…両替しときーーや!」←(心の声)

今から思えば笑える状況なのだが、その時は、実際、どうするか。私が一旦外に出て、両替してくるしかないのか。戸惑った。
しかし、心のどこかで、異文化に触れている予感にワクワク。

「1000円」「ナイ」の会話を少し続けた後、店員さんの一人が、「○○○(他のお店の名前らしい)」と言い、私についてくるようゼスチャーした。
「○○○?」どこ行くんや、と思いつつ、傘を取り、外へ。

雨降る夜の道を、5000円を握りしめたインド人の店員さんと、どこかに移動する。
なんだろう。
私、さっきまで、美味しくカレーを食べていたのだが…。
どうして、今、インド人のおにいさんと、雨の中を歩いているのか。
店員さんは、くるっと振り向き、私にこう言った。

察するに「雨の中を、ご足労をおかけして、申し訳ありません」というニュアンスの「アリガト」だと思う。

目的地はすぐだった。お店の近くにある、別のインド料理店だった。
店員さんは、そこで、そのお店の方とヒンドゥー語で何かを喋り、私は、そのお店のレジから、おつりを受け取った。

なんかもうわかんないのだが、面白かった。

今まで、色んなインド料理店に行きましたが、どのお店も、日本人の価値観に合わせたスタイルになっていた。
ここは、どちらかと言うと、そういう意味では、とても現地っぽい(行った事ないので詳しくは不明だが)と思う。

今度は、1000円札を用意して、また行ってみたいと思います。