yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

秋の近江八幡

昼下がり、近江八幡へ。

ホントは、信楽まで行きたかったのですが、もう少し早く家を出ないとダメだなとJRの切符売り場で断念し、それならば、と方向転換した。


近江八幡の駅前から、八幡堀方面へ向かって歩く。
約30分。
駅前からバスがじゃんじゃん出ているだろうと思っていたら、甘かった。ほとんどない。待つより歩く方が早い。

「ははは。歩け歩けー」と変電盤が私に笑いかける。


ファミリーカットハウス「あかい天」。ネーミングが謎。


駅前からどんどんひたすらまっすぐ歩き、なんとなく疲れてきた頃に、古い建物が増え始める。写真奥の山が、ロープウェーのある八幡山


伝統的建造物保存地区に到着。


新町浜。


水郷めぐりの船。


秋の風情。


八幡堀を行く。
静かで、人も多くなくて、いい感じ。


さて。近江八幡といえば、和菓子の「たねや」。
たねや 日牟禮(ひむれ)ヴィレッジ」に行こうと思い、八幡宮へ向かうと、ものすごい車・車・人・人。
店内はぎゅうぎゅうの様子。お向かいにある、同じ系列の洋菓子「Club Harie」の方も混んでるようだ。
写真だけ撮って退散。平日に来なきゃダメだ。


八幡堀は、時代劇の撮影によく使われていますね。
郷愁。


八幡宮のお向かいにある白雲館。昔は学校だった。


二階に向かう階段の途中にあるステンドグラス。


二階の窓からは、近江八幡の街が見える。


八幡堀を歩き、ちょっと離れた場所にあるお店へ。


「Atelier Key-men 船着場」。
銅製照明器具製作販売&鉄製建築金物製作販売&日本茶カフェ。

ここで休憩。二階部分がカフェ。暖かい珈琲とかぼちゃタルト。
日本茶や、ういろうもありました。


店内は、照明器具や気のきいた雑貨、骨董の小皿などが販売されていて、落ち着いたおしゃれな雰囲気。


ここで、「飛び出すぼうや」のエコバッグを購入。


秋の日暮れは早い。
八幡堀を後にし、池田町へ急ぐ。
大正時代に建築された、アメリカ式住宅のモデルハウスが並んでいる一画がある。ヴォーリズ建築である。


暗くなってきた。


来たということは、また30分かけて、歩いて駅前へ帰らねばならぬ。まぁちょうどいい運動だ。
すっかりあたりは暗くなったが、ぶーめらん通りに、「たねや」の本店がある。「日牟禮(ひむれ)ヴィレッジ」には入れなかったので、ここで栗の和菓子を…と思いつつ、気がついたら洋菓子「Club Harie」のチョコレートを買っていた。まぁどっちでもいいのだ。おいしいから。


京都駅に帰還。伊勢丹の地下「三和」で名古屋コーチン親子丼。

丼は勿論美味しいが、一緒に出てくるコラーゲンスープが、かなり美味しい。鶏の旨味が身体に染み渡る。


去年あたりは、京都を中心にぶらぶら歩いていることが多かったが、このところ、知らない色んな街に行ってみたい、という方向性である。
私の心の奥には、子どもの頃の休日の朝、テレビから「♪知ぃ〜らな〜い街を〜 歩い〜てみぃ〜たぁい〜 ど〜こ〜かぁ〜遠くへぇ〜行きぃ〜た〜い〜〜♪」で始まる「遠くへ行きたい」という旅番組のオープニング曲が流れているのだ。
私の父も、若かりし頃は日本中の色んな街に、車でぱーっと出かけていく人だったので、たぶん、その血を受け継いでいるのだろう。
そして「いま、気が向いた時、行けるうちに、行けるときに、行っとこう」という気持ちもある。
生きているうちに、色んなものを見たい。