yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

高野山

昨日、高野山へ。

人生初の高野山
朝8時前に自宅を出発し、天下茶屋から南海電車に乗り込み、和歌山県橋本駅へ。
晴れた日曜日、開創1200年ということもあり、電車は大混雑。
橋本から極楽橋まで、高野山の麓の緑溢れる風景を見ながら…ではあるが、正直、混み合った電車に長い時間揺られるので、しんどかった。
「帰りは極楽橋からの特急指定席で帰ろう」と決意しながら、極楽橋に到着。
ここからはケーブルカー。あまりの混雑ぶりに、一便では入りきれず。
我々はなんとか先に到着した便に乗り、5分ほどでケーブルの高野山駅に到着。
橋本駅あたりから、すでに涼しかったが、高野山駅は、さらに涼しい。ちょっと寒いくらいかも。さすが避暑地。
私は「ちょっと寒い」くらいが一番快適なタイプなので、混雑でやや疲れていたものの、「おお!快適!」と、一気にシャンとし、テンション上がりました。

駅からは高野山内を走るバスに乗ります。
混んでて、よくわかんないから、乗れるバスに乗ろう!と、奥の院行きに乗り込む。
バスの車窓から、女人堂や沢山の寺院、刈萱堂、賑やかな小田原通り、消防署や学校や銀行などなど、興味深く眺める。

高野山=お寺のみ。という静かな山の中のイメージだったので、びっくり。
小学校から大学、役所、マンションなど、これは一つの都市ですね。

奥の院前に到着。


早めに腹ごしらえ。山かけ丼。


奥の院まで、木立の参道を抜けて行くが、一般の方のお墓の他に、企業墓や、古い名だたる武将のお墓など、もう、日本中のたいていのビッグネームのお墓が、ここにあるんじゃないかと驚く。

現代的な墓石から、これ一体いつの時代の⁉︎と迫力満点の大きく苔むした墓石まで、様々な彼岸の形がそこにあり、ただただ、圧倒された。
参拝者や観光客が多かったせいもあり、なんだか「お墓のテーマパーク」のような印象を持ち、「しかし、ここにお墓を持たれている故人の皆様は、騒がしくはなかろうか」と、いらぬ心配をしたりしました。


奥の院に通じる橋の手前に、朱印などをお受けすることが出来るお堂があった。
すごい行列だった。その前に張られたテントの下では、黒い袈裟のような着物をお召しになったご婦人方が、読経されていた。
うーん、あの世感。


水行場。美しい小川が流れている。


その川を背に、仏像が並んでおり、順番に水をかけていく。


この橋の向こうには、弘法大師が入定した聖地中の聖地。ここから先の写真撮影は禁止。


お堂の背後に、その場所があり、沢山のお花が供えられ、蝋燭の炎がゆらめき、お線香の香りが漂い、祈りを捧げる方々で、混み合っていたのだが、なんていうか、空気がふんわりしていて、「あ。なんか気持ちいいな」という印象を受けた。不思議なところですね。

奥の院をおいとまし、名だたるお墓のある参道を抜けて行く。
木立から差し込む光がやわらかい。


奥の院の手前の入り口に戻ってきた。


高野山ゆるキャラ。こうやくん。


バスに乗り込み、急いで総本山である金剛峯寺へ。
我々は13時すぎの特急列車に乗らねばならず、時間がなさ過ぎて、お寺の中は拝観せず、外から参拝。


本当は、もっとゆっくり見て回りたかったのだが、またの機会に。
慌ててバスに乗り込み、極楽橋から難波までの特急に乗車。特急券は売り切れ寸前だったので、先に買っておいた方が安全ですね。
新緑に萌える、神秘的な高野山の風景から、次第に都市部へ。疲れて寝ている間に、難波に到着し、そこから地下鉄に乗り換え、梅田へ。
我々のもう一つの目的。西梅田スクエアで開催中の「肉汁祭」へ。
高野山から肉汁祭。一気に聖から俗へ戻ってきた感じですね。

共通の食券を購入し、美味しかったお店に、メダルを投票し、チャンピオンを決定するとのこと。
今年のテーマは、丼。
というわけで、気になるお店から3つをチョイス。


「肉玉そば おとど」の肉玉ジンジャー。


お好み焼き でん」のガッツリ豚タン丼。


「TEPPAN」のWメガ牛チャーシュー丼。


丼は小ぶりで、880円。ミニサイズのは600円くらい。(本当に小さい)
うーん。正直、高いなという感想。500円くらいなら、いいかなぁ。いろいろ難しいんだろうけれども。

高野山、次回はもう少しゆっくり回りたいな。
楽しゅうございました。