先日、年休をいただき、朝から神戸方面へ。
目的は、新開地の常設寄席、喜楽館。
寄席の開始時間は14時。早めに神戸に行き、色々と散策です。
まずは三ノ宮駅で下車。駅から出ると、珍しいあごだしの自動販売機を発見。ポン酢もありますね。
生田神社へ。
何年か前から、友人がこちらで神職をしているのでした。
2年ぶりのお参り。一昨年もアポなしで来たところ、参拝後すぐに境内で遭遇する事が出来、ラッキーでした。
今回も、お仕事忙しかろうとアポなしです。
まずは参拝し、境内を散策。本殿の裏手の装飾。カラフルな獅子?の彫刻。
ここで、ドドンと太鼓の音。おっ、ご祈祷が始まるぞと、お祭りや儀式などがあると見たい性分の私は、急ぎ足で拝殿へ。
途中、列をなした10人程のお坊さん方が朱塗りの門から出て行かれました。神社でお坊さん!?通り過ぎただけ?どこから?不思議な光景だな〜。
拝殿のご祈祷を途中まで拝見し(あまりじっくり見てると「変なやつおる」と思われるかもしれんので)再び境内を散策。史跡、生田の森へ。
小さな小川が流れています。向こうにお稲荷さんの赤い鳥居が連なってます。
樹齢400年を越える御神木。
さて、ゆっくりしたので、最後にご挨拶してから行こうと拝殿に行くと、本殿に、パリッとした正装の神職姿の友人がいました。向こうもこちらに気づき、お互いびっくりです。
「ちょうど今から本殿でご祈祷があるので、演奏もするからよかったら見て行って」との事で、お言葉に甘えて、ありがたく2回目のご祈祷見学。拝殿の隅っこの方で、友人の龍笛による雅楽や、巫女舞まで拝見出来ました。綺麗ですね。
友人曰く、今日はたまたま、この時間だけご祈祷で出てきたそうです。
やー、さすが、人と人の縁を繋ぐ生田神社の神様、すごいです。
御朱印いただきました。左は神戸七福神の弁財天。
さらに絵葉書3枚も入ってました。
さて、生田神社を後にし、ようやくここで朝ごはん。駅前にある「ホノルルコーヒー」にて、ハワイアンコブチキンサンドとマカデミアナッツコーヒー。
パンが固そうに見えましたが、実際は柔らかくてあったかくて、溶けたチーズとソースがチキンにからまり、とっっても美味しかったです。
電車に乗り、高速神戸駅で下車。
駅のホームのお一人様ベンチ。座ることができる人数は少なくなりますが、これはなかなか画期的だな。
新開地にある寄席の場所を確認し、まだ時間がありそうなので、歩いて移動出来る距離にある湊川神社に行ってみました。初めてです。楠木正成公をお祀りしているとのこと。
生田神社の友人に「これから時間があれば湊川神社に行く」と言うと「あそこは、こことも繋がりがあるしね」と言うてました。そうか、同じ神戸の神社ですもんね。
木造りの門がとってもいいですね。清廉な感じがします。
参道。白い鳥居です。
社殿。こちらも白い。戦災によって焼失されたので、復興新築されたそうです。
最初に見たとき、楠木正成公の神社にしては、モダンでハイカラな造りで、ガラスがはめ込んであったり洗練された雰囲気で、さすが神戸はオシャレやなと思いましたが、そういうことなんですね。
木と白幣と幕のコントラストが好きな感じ。
そろそろおいとましようと鳥居をくぐると、すれ違いに、いくつもの団体さんが、外から沢山お参りに来られました。大きな神社なので、時間帯によっては境内はもっと賑やかなのかもしれません。
御朱印いただきました。
こちらも、左側が神戸七福神の毘沙門天。
湊川神社から、西へ10分ほどテクテク歩くと、新開地界隈に到着。
生田神社の友人から「お昼はグリル一平が良い」と情報を得たので、早速お店に行くと定休日でした(^◇^;)残念!
というわけで、商店街の中にあったタイ料理レストランにて、お昼のパッタイランチを。
もちもちの米麺に、ナッツ、フライドオニオン、パクチー、野菜、玉子、海老など。パッタイ好きの私は喜んでいただきました。食べ始めるとなかなかのボリューム。
商店街をぶらぶら中、なかなか気になるネーミングのお店。
さて、開場までまだ少し時間がある。
海の方に行くとハーバーランドがあるだろうけど、新開地からは少し遠いかも。どうしよう。
どこか他に何かあるかな?と新開地初心者の私は、スマホの地図を起動させたところ、寄席から5.6分歩いた所に、兵庫厳島神社というお社があるのが目に入り、よし、今日は神社デーや!と、とりあえず向かってみました。
到着。住宅街の中にある神社で、別名「おしゃれ弁天」等、呼ばれているそうです。
平清盛が遷都の際に、平家の氏神として、広島の厳島神社から勧請されたそうです。
地域の方々が大事にされているんだなと思いました。手水がとても綺麗でした。
本殿。朱塗りが美しいです。
淡島さん。女性を守ったり、病気平癒にご利益があるそうです。
境内の木には雀がすずなりにいて、ちゅんちゅんコーラスでした。和みます。夜はここで寝てるのかもしれないな。
参拝し、いざ寄席へ向かわんと境内を出た時に、立派な石灯篭の裏側が目に入りました。そこには「湊川神社 生田講」と書かれており「そういえば、生田神社の友人が、湊川神社と繋がりがあるって言ってたな」と思い出し、この辺りの神社仏閣は、何かそういう関係のものなのかもしれませんね。
さて、寄席の時間が近づいてきました。その2へ続く。