本日は、朝から実父の三回忌。
例の如く「お坊さん便」で、お坊さんに来ていただきました。一周忌の時と同じ方が来て下さいました。
実家のお墓は山の中の竹藪迷路の中の共同墓地なので、Googleマップでの位置特定も出来ない場所にあります。
更に車もお持ちではないので、前回同様、私が車でお寺まで送迎することにしました。
お坊さんは宗派大本山の導師なども務められる、インドや中国へも渡り修行された徳の高い方ですが、非常に気さくでフレンドリーな方で、毎回、車の道中で様々なお話を伺う事が出来て楽しいです。
今回も行き帰りの間に、コロナウイルス中の法要のこと、北海道の滝行でのお話や、お坊さんの衣装のこと、神父と牧師の違い、仏教がインドから中国を経て日本にたどり着くまでの変わりよう(インドにはお墓も三途の川もなくあるのはガンジス川のみ、三途の川の脱衣婆(だつえば)と六文銭は日本だけ)などなど…。
どこかの大きなお寺の講話とか、そういうのを貸し切りで聞けたような感じでした。
お坊さんは30歳まで商社サラリーマンをされていたとのことで、最後に「あの、どうしてお坊さんになろうと思われたんですか?」とお伺いさせてもらいました。
お坊さんは「仏教を知る事が面白いから!」と仰っていました。
やー、私のような浅学者には知る由もないのですが…確かに面白かったら続けられますもんね。
「面白い」とか「好き」の力はすごいもんなぁ。
また七回忌の時に来て下さったらいいなと思ってます。
お昼過ぎに帰宅し、少しゴロゴロしてから、向日神社へお参りに行きました。
前回、桜を見に行った時は、ちょうどドラマの撮影中で、あまりゆっくり出来ませんでした。ちなみにその時、吉川晃司さんがいましたが、どうやら「探偵・百合麟太郎」の撮影だったようです。弓矢を射ってたので間違いないですね。(ドラマは見てないけど)
平日の曇天、参拝者の気配はほぼありません。
幇拝殿の手前の枠が開けられていたので、御本殿前の空間がよく見えました。ラッキー!
向日神社の創建は奈良時代。西暦718年とされています。境内の建物のほぼ全てが重要文化財。
境内をうろうろ。
五社神社。
祖霊社。
右手の鳥居の奥に春日社。
鶏冠木(かえるで)の園に立つ大樹。注連縄はありませんが、御神木の貫禄充分。
さて帰ろうかなと原付バイクを取りに行くと、ブーンと何かが飛んできました。左上の葉っぱの裏、セミです。
うーん、夏ですねぇ。しかしいきなりジーー!と鳴き始めたらビックリしそうなので、静かな内に境内から失礼しました。
まもなく梅雨明けの気配。