お昼ご飯は、姫路まえどれ市場へ。
漁港に隣接した坊勢(ぼうぜ)漁港直営のお店で、レストランやバーベキュー、お土産品や加工品が販売されています。
こちらは名産の坊勢鯖を使った鯖定食。
鯖のお刺身は脂が乗っていて、すごく美味しい!
ハモ定食。
ハモの落としは梅肉で。
小鍋もついていて豪華です。
かなり満腹。大満足です!
売店では加工品やお土産の他にも、魚の天ぷらや丼などがありました。坊勢鯖のお刺身や賄い丼や天丼、鯛のづけ丼などなど、買って帰りたくなりました。
さて、次は西国三十三札所第二十六番、一乗寺へ。
白雉元年(650年)創建の古社です。
受付の建物の後ろに、猫がいました。
写真の奥のきじとらさんが近づいて来ました。
すごく人馴れしていて、スリスリしてくれます。
可愛い、可愛いねぇとひとしきり遊び、「よし、ほな行ってくるわ」と、受付横に備えつけられていた木の杖を手にする私。この杖は「この先しんどい石段がありますよ」の証であるということが分かって来ました。
猫パワーで充電し、いざ最初の石段へ。
ゼェゼェいいながら登り切ると、左手に常行堂が現れます。聖武天皇の勅願によって建立されたと伝わります。何度か消失し、こちらは1868年(明治元年)に再建されたもの。
常行堂から、更に続く石段。
暑さも加わり地味にしんどい。
既に全身汗だくです。
石段左手に国宝の三重塔が現れます。
承安元年(1171年)の建立。
日本でも屈指の現存する古塔。
木組がすごい。
「暑い」「しんどい」と漏らしつつ石段を登り切ると、三重の塔を望む景色が。
本堂。
ここから靴を脱いで上がります。
懸造で、寛永5年(1628年)姫路藩主本多忠政の援助で再建されたことがわかっています。
内陣中央に本尊聖観音立像をお祀りしています。
これは、本堂外陣の天井。
昔の巡礼者が打ちつけた木札なのだそうです。
一乗寺を開山した法道仙人は、天竺(インド)から紫の雲に乗って飛来したという伝説があります。
本堂から三重の塔を臨む。
紅葉の季節はさぞや、な風景。
この擬宝珠(ぎぼし)が肉まんみたいだな(失敬)と思い写真をば。
石段をサクサク下りて受付に行くと、さっきの猫たちがのんびりゴロゴロしていました。
この時点で、全身汗だく→車のクーラーで乾く→またお参りで汗だく、というターンを3回くらい繰り返してます。夏場の西国巡礼はなかなかハードなので、熱中症の心配もあるので決して無理はしない方がいいですね。
車の中のクーラーバックで冷やしていたカルピスソーダは飲み尽くしたので、凍らせていたペットボトルの水を飲みながら、本日最後の西国札所へ移動です。
これで兵庫県の札所は全て制覇となります。
続きます!