東京タワーへ。
増上寺の脇道から見えて来ました。
やっぱりいいですね!東京タワー。
近づいてきました。
おぉー。光るオレンジ色がとても綺麗!
上に登る?どうする?どうする?とワチャワチャした結果、せっかくなので登る事にしました。
エレベーターから降りますと、夜景を楽しんでいる人々が沢山。
窓の向こうには東京の夜景。
東京タワー神社。御祭神は天照皇大神。
底がスケルトンになっている場所。私は高所が苦手なんで無理ですが、友人Aさんが楽しそうに渡っていました。あー、こわ。
東京タワーを楽しみ、タクシーで銀座へ。
夜はAさんのご馳走で、お鮨をいただきます。
車内で「何ていうお店ですか?」と聞くと、奥様が意味ありげに「見たらわかりますよ。ふふっ」と…。
案内されたお店がこちら「銀座 九兵衛」。
恥ずかしながら、私疎くてですね。こちらが有名なお店であるということを知らなくてですね。しかも「衛」の字が読み取れず「き、九、九兵…」とアホ丸出しで呟きつつ写真を撮りました。
入り口に置かれていたメニュー表を見て、主人と私は「え…」と息を飲みました。まさかこのような高級店でご馳走になるとは思っておらず。
我々が案内されたのは、新館の1階にある掘り炬燵カウンター。入りますと着物姿の綺麗な仲居さんが上着などを預かってくれて、カウンターの奥へ。
カウンターの中には「酸も甘いも艱難辛苦を知り尽くしたこの道ウン十年」といった鮨職人さんが立っており、「いらっしゃいませ。それでは始めさせてもらいます」と。
我々は緊張し、「よろしくお願いします!」と、これから部活でも始まるのかと言わんばかりに返答。
職人さんは私たち一人一人の進み具合や様子を伺いつつ、丁寧な接客で調理を進行。
綺麗な木のまな板の上には「それは鬼でも斬るやつでしょうか」と思ってしまうような、大きな刃渡りの包丁が二丁。照明の光を受けてキラリと輝いていました。
穴子の骨の素揚げ。絶妙の塩加減でパリパリ。手前は白魚。
たぶん、二度と自分たちだけで来ることはないであろう高級鮨店のカウンターの職人さんの手捌きに、もう目が釘付け。
全てではないですが、いくつかお鮨の写真などを撮らせてもらいました。
いきなり中トロ。
ハケで醤油が塗られているので、そのままいただきます。
車海老は、生か茹でかを選べます。生の人は後で頭と尻尾を素揚げにしてくれます。私は生で。塩でいただきます。茹での方はネコ男氏のもの。撮影用に一緒移動。
いわし。これがめっちゃ美味しかったです。
脂が乗っていて、トロットロ。
大トロ。口の中で溶けました…。
穴子はタレと塩の二つの味で。
もう美味しくないわけがない。
巻きもの4種。干瓢、たくあん、胡瓜、ネギトロ。
玉子、薄切りの大根に梅肉と紫蘇を挟んだもの。口の中が一気にさっぱりします。
碗ものはしじみでした。
追加で、4人ともいくら軍艦を。
いくらの粒が大きくてしっかりしてます。
端っこに少しだけ見えてる白いのはべったら漬け。これも美味しかったなぁ。
ちなみに、私たちの他に入ってきたお客さんですが、
ギャルとチャラ系男子のカップルがそれぞれ2組。あとは颯爽と入ってきた30代から40代くらいの女性1人。
「きっと政財界のえらいさんや社長みたいな人たちが、綺麗な女性を連れて来たりするのだろう」と思っていたので、「え、金髪ギャル?ダブルで!」と心の中でびっくりしました。いやギャルが入っちゃいけないのかということではなく、まだ若いのにすごいなと思いました。
後から入ってきた1人の女性は、一言でいうと「銀座グルメおんな番長」とでもいうのかな(笑)。
この辺のことは何でも知ってそうな慣れた雰囲気で、正直、もう私たちは、おんな番長が次に何のにぎりをオーダーするのか!?ワクワクしてました(笑)。
最後にいくら軍艦を追加でオーダーしたのは、明らかにおんな番長の真似をしたからですね。
そんなわけで夢心地の夕食でした。
きっと自分たちだけで来ることはないであろうお店。「冥土の土産になりました」とAさんご夫妻にお礼を申し上げて、駅でお別れし、宿のある大手町に戻ってきました。