本日の最終予定地、大神神社に到着。数年ぶりです。
続々と参拝者がやってきますが、 広さもあり、スカーッとした抜け感があります。
朝の参道を歩くと、境内の樹木から瑞々しい緑の香りがして、 とても癒されました。
前回来た時、少しの時間ですがお香のような香りがしました。お寺じゃないから、何の香りだろう?とずっと不思議でした。しかしつい先日、お風呂に新しく買ったバブを入れた時に「あの時の香りや!」というものを見つけました。サンダルウッド、つまり白檀でした。境内に白檀の木があるのかもですね。
境内に参拝記念樹が販売されています。
前回、榊を買って帰り自宅で育てていたものの、夏に枯らせてしまいました。今回はせっかくなので、センリョウの方を。うまく実がなるまで育てられると良いのですが。
重厚な雰囲気の拝殿が見えてきました。
御祭神は大物主大神。
拝殿前で参拝し、社務所前で今回の最重要目的、 年末の大祓の人形(ひとがた)をおさめました。
再度、拝殿の方に行ってみると、何やら立て看板があります。
この日は「年の終わりの卯の日祭」があるようで、 どなたでも参加可能とのことでした。
へー、今日なんや。と思いつつ開始時間を見ると、 20分後に始まる模様。これは僥倖!是非参加してみようと参集殿の方へ。
慣れた感じの方が、参集殿の中へ靴を脱いで入っていきます。待合室のような和室があり、人々が座っています。
行っていいのかどうか躊躇していると、 私の背後にも同じように躊躇している若い女性がいました。
部屋には15人ほどが待機中で、和風旅館のロビーのようでした。
ということは、 今部屋の中にいる他の人は全員リピーターというか参加経験者なの ですね。
あ、それくじ引きなのね。何だそれって思ってた。
私ともう一人の女性はダチョウ倶楽部ばりに「どうぞどうぞ」「 いえいえお先にどうぞどうぞ」と譲り合い、 彼女に先に引いてもらったところ、大当たり。神職さんが思わず「 おおっ、一発で当たるとは」と声を漏らしていました。
女性はしきりに恐縮し「すみません」 と私に謝っておられましたが、 いやいや貴女が謝ることなど何もなく。すごい、良かったですね~という感じで私もホクホクしました。
正直言うと玉串やりたかったです(笑)
だって大神神社の祭礼ですもん。
そっか~。神様は本日は若い女性がいいのね(笑) と冗談めかして心の中で面白く思っていました。
開始時間より10分ほど早く、拝殿の中へ案内されました。
中央の鳥居には御扉があり、三輪山を本殿とすれば、 三ツ鳥居は本殿の御扉の役割を果たしているとされています。
御簾越しなので、うっすらと鳥居の部分が見えるくらいですが、 このような祭礼に参加しないと入ることができない場所なので、 ありがたいですね。
右側に参列者。
それぞれが中央に向かい合う形で座りました。 私は前から2番目の列くらいにいたので、 間近に拝見することが出来ました。
間もなく祭礼開始。後編へ続きます!