主人の提案で、京都府北部の福知山市にある華観音寺へ。朝早く出発し、喫茶「ピノキオ」で朝食セット。
私は湯種トースト&フルーツ。 こちらはドリンク頼めば無料でついてくる。
主人は有料のセットです。てんこ盛り感。
トースト、ホットドッグ、モンブランクリームのミニパンケーキ、サラダ、ゆで玉子、パンの下にはナポリタン。
軽く2人前くらいはありました。炭水化物率がすごい。案の定、ミニパンケーキだけお手伝い。もちもちフワフワで美味しかった。
福知山市の華観音寺に到着。
お目当ては今が盛りの紫陽花!
山門へと続くアプローチ。仁王様はガラスで保護されていました。
わー。テンション上がりますわ。
ここは丹波の紫陽花寺として有名。
というものの、私も聞くまで知りませんでした。
駐車場は200円の志納制で良心的。更にこの時期の駐車場案内係らしき地域の方々と思しき皆様がとっても感じが良くて、この時期オススメの穴場だと思います。
石灯籠が沢山並んでいて、紫陽花と絵になります。
夜に灯りなどが入ったら、また別の雰囲気で美しいでしょうね。
境内は鶏が放たれていて、あちこちから勢いよく「コケコッコー!」が聞こえてきます。
こっち向いて〜と懇願すればするほどあっちを向く。
下足箱の中が好きらしい。
変わった紫陽花。
大日如来がお祀りされている大庫裡の裏手には、紫陽花の丘。
写真だと伝わりづらいですが、素晴らしい景色でした。
20世紀半ば頃、 秘仏本尊開帳時に、万灯万華を供養しようと発願され、 その万華の花として選ばれたのが紫陽花。
約1万株の紫陽花が、境内のいたるところに咲いているのだとか。
展望台へ登ってみます。100段ほどの石段。
既に息を切らしつつ。暑い!梅雨の晴れ間。
振り返ったところ。
山っぽくなってきた。
さて展望台からの眺めはこんな感じ。
汗だくで降りて行きます。
沢山の石仏がお祀りされていました。
ところどころ、十一面観音や馬頭観音、如意輪観音などなど、観音様の仏像をお祀りしている祠が現れます。
それにしても、本当に紫陽花に溢れたお寺。
ちょっと珍しそうな紫陽花。
六地蔵のある道を通り抜けると…。
弘法大師空海上人の閼伽(あか)水。いやー。空海上人がお水を掘り当てる説話、全国的にありますね。すごいな。そっと蓋から中を覗きましたが、暗くて分かりませんでした。
本堂が現れました。
養老4年(720年)、法道仙人による開山。
御本尊である、十一面千手観音菩薩を刻み、草堂に安置したのが始まりだといわれています。
本堂の中では、お坊さんの法話中。お花の話をされているのが漏れ聞こえてきました。
だるまさん。
本堂から境内を見たところ。
法道仙人とだるま堂と御神木。
本堂の背後にいわくありげなお社あり。
鎮守のお社でしょうか。
お稲荷様のお社でした。
素敵な雰囲気だったお地蔵様。
この紫陽花の色が一番好きかも。
青いガク紫陽花も美しい。
背後に白い夏椿を背負った石仏。
可愛らしい雰囲気。
いやー。見どころ沢山のお寺やね!と主人と感想を言い合いました。
順路に従い、石段を降りて行きます。
下から見たところ。
紫陽花の花手水。
目にも楽しませてくれますね〜。
鶏さん、いた!
名残惜しいけど、これでざっと一周かな。
ここから駐車場に繋がっていました。
長岡京市に、紫陽花で有名な柳谷観音がありますが、最近は花手水ですっかり有名になりました。
柳谷も美しいのですが、こちらの華観音寺も素晴らしいお寺でした。四季折々の表情があるのでしょうね。